夏は涼やかに!東京から電車で行けるウォーターアスレチックパーク

poolphoto by Hajime NAKANO

昔から夏のお出かけの定番だったプールがここ最近進化を遂げています。プールのタイプもウォータースライダーの種類も格段に増えて、バリエーション豊かなアトラクションの数々で冒険心をくすぐる、ウォーターアスレチックパークと呼ぶに相応しいプールが大人気なのです。遊べる要素が満載で、大人も子供も目一杯楽しめること間違いなしの東京近郊おすすめプールを厳選してご紹介します。

 

東京サマーランド(東京都あきる野市)

東京の夏の代名詞とも言われる東京サマーランド。夏季限定の屋外プール「アドベンチャーラグーン」はぜひ一度体験するべきスポットです。定番の流れるプールはなんと長さ650メートルもあり、浮き輪でのんびり流されていると時が経つのも忘れてしまいます。名前の通りドボン!と水の中へ落ちるような感覚を味わえるスライダー「dobon」や、4~6人乗りのボートで巨大なコースを滑走するスリリングな「DEKASLA」、突然大きな樽から1.2トンの水が豪快に流れ落ちるウォーターアスレチック「アクアファン」など、一日中いても遊びきれないほどのアトラクションが盛り沢山です。お出かけ予定の日に雨が降ってしまっても、ドーム式の屋内プール「アドベンチャードーム」があるので安心。時折大きな波が打ち寄せる広々としたビーチ風プールやハワイモチーフのスライダー、水着で入れるスパなどで大満足間違いなしです。

東京サマーランド

アクセス

新宿駅からJR中央線特快で約40分、八王子駅から路線バスで約30分

2016年の営業期間(屋外プール)

7月1日(金)~9月30日(金)

 

としまえん(東京都練馬区)

多種多様なウォータースライダーを体験したいなら外せないとしまえんプール。実は遊園地の開園が1926年、プールの開業が1929年という歴史のあるレジャーランドなのです。今では「ハイドロポリス」と名づけられた大型スライダーが大人気で、オープンタイプやチューブタイプ、トンネルタイプなどボディで滑るタイプのスライダーで構成されるAタワー、専用の浮き輪で滑る有料のBタワー、スピードが出る上級者向けのスライダーを揃えたCタワーと、合計9種類のウォータースライダーが待ち受けているのでぜひ完全制覇を目指してみてください。またスライダー以外では高さ8mから一気に斜面を滑り降りる1人乗りのボート「ノーティックジェット」(別料金)も要チェック。なお遊園地エリアではコスプレイベントも頻繁に行われているので興味のある方は日程をチェックしておきましょう。

としまえん

アクセス

池袋駅から西武池袋線で約40分、豊島園駅下車徒歩1分

2016年の営業期間

7月2日(土)~8月31日(水)

 

東武スーパープール(埼玉県宮代町)

プールと遊園地という組み合わせは日本国内で数多く見られますが、それにプラスして動物園まで楽しめてしまう1粒で3度おいしいスポットがこちら。都心から少し距離はありますが乗り換え無しでアクセス可能、ハイブリッド・レジャーランドを名乗る東武動物公園内に夏季限定でプールがオープンしています。リニューアルしたばかりのスライダー「タイガースプラッシュ」や急流すべりでスリルを楽しみ、流れるプールや波のプールでゆったりと涼しさを満喫しましょう。ファミリー層には日本最大級の屋外キッズプール「じゃぶじゃぶアドベンチャー」が人気で、親子で滑れるスライダーや小さな滑り台で安心して遊ぶことができます。波のプールに設置された11基のウォーターキャノン砲が音楽に合わせて水を打ち上げるアトラクション「ウォーターイリュージョン」も必見です。

東武スーパープール

アクセス

渋谷駅から半蔵門線急行で約92分、東武動物公園駅下車徒歩10分

2016年の営業期間

7月16日(土)~9月4日(日)

 

稲毛海浜公園プール(千葉県千葉市)

プールも海も両方味わいたいなら、稲毛海浜公園の中にあるこちらのプールはいかがでしょうか。市が運営している施設であることから料金がリーズナブルなのも嬉しいところ。造波プール、流水プール、滝プール、チビッコプールなど、全14種類のプールと4種類のスライダーを備えており、子供から大人まで満足できるはず。スライダーの中では、浮き輪に乗って滑るフロートスライダーが特に人気です。追加料金はかからないので飽きるまで何度でもどうぞ。造波プールでは1日5回、10分間ずつ大波が押し寄せます。たっぷり遊んだあとは、水着のままゲートをくぐってお隣の「いなげの浜」へ。ここは日本で最初に造られた人工海浜で、全長1,200メートルの綺麗な砂浜ではビーチバレーなども楽しめます。出入り自由になっているため、海とプールを何度も往復できて楽しさ2倍ですよ。

稲毛海浜公園プール

アクセス

東京駅からJR総武線快速で約35分、稲毛駅下車バス5分

2016年の営業期間

7月16日(土)~8月31日(水)

 

逗子ビーチスプラッシュウォーターパーク(神奈川県逗子市)

これまで紹介したスポットは淡水のプールですが、海の上でもスリル満点のアスレチックを楽しめる場所があります。海上に浮かぶアトラクション「ビーチスプラッシュウォーターパーク」は、2014年に静岡県の弓ヶ浜にオーストラリアから日本初上陸して話題を集め、2015年には東京からアクセスしやすい逗子にもオープンしました。ブリッジ、クリフ(断崖)、トランポリン、ジャンプ台、アクションタワーなどの楽しい仕掛けの数々が、海岸から約300メートルほど離れた場所にプカプカ浮かんで待ち構えています。海岸からの往復時間を含めた1時間の総入れ替え制で、泳いでいくのが不安な人は別料金でボートの利用も可能です。1時間ずぶ濡れになりながらとことん遊び尽くしましょう。ただし飲酒している人は利用できないこと、風の強い日など天候によってお休みの場合があることにご注意ください。

逗子ビーチスプラッシュウォーターパーク

アクセス

新宿駅からJR湘南新宿ラインで約59分、新逗子駅から徒歩約15分

2016年の営業期間

6月24日(金)~8月28日(日)

 

まとめ

ひんやり冷たい流れるプールでプカプカ浮かべば、日頃の疲れも癒やされるはず。今年の夏は様々なプールやスライダーが満載のウォーターアスレチックパークを巡って、暑さを乗り切りましょう。水の中は涼しいけれど、プールサイドや水面からの照り返しがかなり強いので、特に女性の方は日焼け対策は万全に!

 

 

磯山ゆきえ

この記事を書いた人

磯山ゆきえ 磯山 ゆきえ

気ままな海外一人旅が好きです。外から見たこの国の姿を意識しながら、日本に関する楽しい話題をお届けできたらと思っています。

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