TO DOリスト!外国人がID・カード・財布を失くした時の対処法

 

財布

photo by akiraak2

日常生活の中で頻繁に起こるわけではないけれど、いったん起こってしまうとものすごく困ってしまうこと、それは財布の紛失。まずあるはずの場所に財布がないことに気付き、「いやいや、あそこにあったはず」と第二第三候補の場所を探し、やっと本当になくなってしまったことを悟った時ほど焦る瞬間はありません。しかしそれは当然といえば当然、なにしろ財布の中にはあなたの生活そのものが入っているといっても過言ではありません。現金はもちろんのこと、各種IDや金融機関のカード、よく行くショップのポイントカードまで個人情報がぎっしり。あせらず迅速な対応が必要です。今回は日本でIDが入った財布を落としてしまった時にすべきことをまとめてみました。

 

まず警察へ届出る

紛失した財布の中に下記のIDカード等が入っていた場合、悪用されるのを防ぐためにまず始めに警察に届け出ます。提出する届出は状況によって異なり、外出中に落としたり置き忘れたりして紛失した場合は「遺失届」、外出・在宅中に限らず盗難によって紛失した場合は「盗難届」を出します。その後、提出した届の種類に従って「遺失物届出証明書」「盗難届出証明書」を入手しておきましょう。次に各IDの発行機関へ再発行申請を行います。その際、警察への届出の受理番号や、届出証明書の提示が必要になります。

 

心当たりの場所に問合せ

例えば、電車やタクシーの中やお店やレストランに置き忘れたり、駅や商業施設で落としてしまったなど紛失した場所に心当たりがあれば、管理している会社やインフォメーションセンターに問い合わせをいれてみましょう。忘れ物や落とし物として届けられている可能性があります。

 

各種IDの再交付手続き

在留カード

在留カードを紛失した日から14日以内に再発行手続きをする必要があります。申請は申請人本人もしくは代理人が住所地を管轄する地方入国管理官署、もしくは外国人在留総合インフォメーションセンターへ出向いて行います。その際、「遺失物届出証明書」「盗難届出証明書」の提出を求められます。在留カードの再発行にかかる費用は無料です。申請に必要な書類は下記の通り。

  • 申請書 
  • 申請者本人の写真
  • 紛失したことを証明する書類(遺失物届出証明書、盗難届出証明書)
  • パスポート
  • 資格外活動許可書を提示(交付を受けている人のみ)
  • 代理人が申請する場合はその身分証明書

参照:法務省

マイナンバーカード、個人番号通知カード

マイナンバーカードを紛失した場合は、すぐに個人番号コールセンターへ電話で紛失した旨を連絡して機能を停止します。その後、住所地の市区町村役所で再発行手続きを行います。個人番号通知カードを紛失した場合は、住所地の市区町村役所で再発行手続きを行います。いずれの場合も警察へ届け出た際の受理番号が必要になります。また、紛失によるマイナンバーカードや個人番号通知カードの再発行には原則として手数料がかかります。

健康保険証

会社員や公務員など、雇用主を通じて健康保険組合に加入している場合は、総務部などの担当部署に連絡して再発行のための書類を提出して手続きを行ってもらいます。その際、雇用主からも警察へ届け出た際の受理番号を求められる場合があります。
自営業者や学生など国民健康保険の加入者は、できるだけ早く住所地の市区町村役所で再交付手続きを行います。
申請書には世帯主と再交付を受ける本人のマイナンバーを記入する必要がありますので、事前に確認しておきましょう。本人が出向いて運転免許証やパスポートなどの顔写真付きの身分証を提示すれば、即日再交付が受けられます。

運転免許証

紛失がわかったらできるだけ早く再交付手続きを行います。申請は原則として、本人が運転免許センター等に直接出向いて行わなくてはならず、代理人による申請は認められていません。申請に必要なものは下記の通りです。

  • 申請書(運転免許センター等にあります)
  • 住所・氏名・生年月日を確認できる書類(保険証、学生証、在留カード、住民票など)
  • 写真(免許センターで撮影できます)
  • 印鑑

運転免許証の再交付には手数料がかかります。運転免許センターで申請した場合は即日発行されますが、警察署で申請した場合は後日郵送になります。

※運転免許証は広く身分証として使用されているにも関わらず停止手続きというものが存在していないので、再交付後も紛失した免許証が悪用されてしまう可能性があります。運転免許証の再交付には警察への遺失物届出や盗難届出は求められていませんが、万一の際に備えて必ず届け出ておきましょう。

 

金融機関のカード、電子マネーの停止・再発行

クレジットカード、銀行のキャッシュカード

速やかに発行元の金融機関等へ連絡してカードの停止、その後支店窓口に出向いて再発行手続きをしてもらいます。銀行によってはインターネットバンキングで停止・再発行手続きが申請できるところもあります。クレジットカードやキャッシュカードは不正使用の場合の補償がありますが、警察への遺失物届出や盗難届出を怠ると補償が受けられなくなってしまいますので、忘れず届出ましょう。

Pasmo Suica などの電子マネー

Pasmo やSuicaの定期券、記名Pasmo やSuicaを紛失した場合、エリア内にある駅やバス営業所で再発行手続きを行います。再発行手続きは概ね下記の通りになります。

  1. Pasmo・Suica のエリア内の駅、バス営業所で再発行申請書に記入し紛失したカードの停止処理を行う
  2. 再発行整理票を受け取る(要身分証)
  3. 翌日以降14日以内に再度駅かバス営業所に行き、再発行整理票と身分証を提示し、デポジットと手数料の合計1,010円を支払う
  4. 新しいカードを受け取る

※紛失したカードの停止処理がシステム上で完了した時点でカードに残高として残っている金額は、新しく再発行されるカードに移行されます。記名のないPasmo、Suicaは再発行できないので注意が必要です。

 

まとめ

財布はお金やクレジットカード、IDなどが入った重要なもの。失くしてしまうと生活にも支障をきたします。失くした先が旅先ならダメージは倍増です。日本で落とし物をしたらそのままの状態で戻って来た!などというエピソードがたまに話題になるため、日本は相当安全な国だと思う人もいるかもしれません。確かにこのような話も嘘ではありませんが、落とし物が戻ってくるなんてことは日本であってもそれなりにラッキーな出来事なのです。ですから、財布を無くしたらなにはともあれ、心当たりへの問い合わせと警察への届出を速やかに行って、ダメージを最小限に食い止めましょう。

 

 

あきらことほ

この記事を書いた人

あきらことほ あきら ことほ

日本を離れて11年。帰国の度に日本のいいとこ再発見。このコラムが皆様の「日本のいいとこ発見」のお役に立てればウレシイです!

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