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コロナ禍で長らく自粛ムードだった日本ですが、徐々に警戒レベルも下がり現在では経済を活性化させるために地方間では旅行などの外出も奨励されています。しかし、首都圏や大阪といった都市部では新型コロナウイルスの感染者が集中していることから、これらの地域に住む人たちが地方へ移動すると地方へ感染拡大してしまうのではないかという声も聞かれます。ただ首都圏に住んでいるからと言っていつまでも引きこもっているのは辛いもの。季節は秋だし、外へ出て自由を満喫したい!という人は、東京都内でアウトドアを楽しんでみてはどうでしょうか。今回は東京都内にあってBBQや宿泊が楽しめるキャンプ場をご紹介します。
若洲公園キャンプ場 (江東区)
東京湾の北西側、東京ビッグサイトや葛西臨海公園などが集まるベイエリアにある若洲公園キャンプ場。都内からのアクセスが抜群で週末や祝日はもちろん、平日もキャンプ客でにぎわっています。テントを張って宿泊ができるキャンプ場は全部で117サイト、敷地内には調理や皿洗いなどができる炊事棟が5か所、共同トイレ4か所、コインシャワーが2か所と初心者でも快適にキャンプを楽しめる設備が整っています。施設の利用にはかならず予約が必要で、現在は電話でのみ予約を受け付けています。キャンプサイトは予約時に割り振られ、場所の指定はできません。
若洲公園キャンプ場 (江東区)
住所:東京都江東区若洲3-2-1
TEL: 03-5569-6701
アクセス:首都湾岸線 新木場出口から若洲橋を経由
利用料金:日帰り(大人300円/子供150円)、1泊2日(大人600円/子供300円/10時チェックアウト)、2泊3日(大人900円/子供450円/10時チェックアウト)など
氷川キャンプ場(奥多摩)
東京都とは思えない見事な自然が広がる奥多摩にある氷川キャンプ場は、通常のテントサイトの他、ロッジやバンガローもある広々としたキャンプ場。テントサイトに宿泊する場合のテントは自分で持ち込む必要がありますが、調理器具やBBQ用具などは有料で貸し出しています。焚火を禁止しているキャンプ場もありますが、ここでは焚火OK。近くの渓流で川遊びやカヌー、ラフティングができるほか、奥多摩の大自然の中を散策したり、河原でBBQをしたりとキャンプを満喫できる絶好のスポットです。また、街灯などの光がほぼない地域にあるので夜には天体観測も楽しめます。
氷川キャンプ場
住所:東京都西多摩郡奥多摩町氷川702
TEL: 0428-83-2134
アクセス:中央自動車道八王子JCTから首都圏中央連絡自動車道へ入り、日の出ICで永田橋通りを経て青梅街道へ。
利用料金(テントサイト):1人1泊1000円(テントは持ち込み)
城南島海浜公園キャンプ場
こちらも東京23区のひとつ大田区にあるキャンプ場。羽田空港の北側に位置しており離着陸する飛行機が間近で見られることで人気のスポットです。キャンプ場には炊事棟が3つ、食事用の長いすとテーブル、ファイヤーサークルなどキャンプに必要な設備は全てそろっています。キャンプの定番BBQはもちろんボードウォークを散歩したり、夏には浜辺で水遊びをしたりとアクティビティも豊富。車で直接乗り入れのできるオートキャンプ場を予約すれば、よりアクセスが便利になります。また、近接の城南島アウトドアセンターではBBQセットのレンタルのほか、テントを含むキャンプ用具一式がセットになった「手ぶらでキャンプ」のレンタルも行っています。現在は完全予約制で運営しています。
城南島海浜公園キャンプ場
住所:東京都大田区城南島4-2-2
TEL: 03-3799-6402
アクセス:首都高速羽田線平和島ランプ出口で降りる
利用料金:日帰り(大人300円/子供150円)、1泊2日(大人600円/子供300円/10時チェックアウト)、2泊3日(大人900円/子供450円/10時チェックアウト)など
深沢渓自然人村
自然豊かでたくさんのキャンプ場がある東京都あきる野市。ここ深沢渓自然人村は自分でテントを張って宿泊できるオートキャンプ場のほか、5名から23名で利用できる様々なサイズのバンガローや、5名用のログハウスなど今人気のグランピングもできるキャンプ場です。キャンプの定番BBQはもちろんのこと、石窯で焼くパン/ピザ作りやキャンプファイヤー、流しそうめん体験など、変わったアクティビティが楽しめます。完全予約制なので利用前には必ず予約を入れておきましょう。
深沢渓自然人村
住所:東京都あきる野市深沢198
TEL: 070-3985-4878
アクセス:首都圏中央連絡自動車道あきるのICから20分
利用料金:1テント4名まで 1400円/1人、その他バンガロー/ログハウスはサイズによって料金設定あり。駐車場は1台1200円
ロッヂ神戸岩
ここロッヂ神戸岩は10人から18人までの大人数で宿泊できるキャビンや少人数用の山荘、テントで宿泊できるフリーサイトまで様々な宿泊施設がそろっており、自分の好きなスタイルでキャンプを楽しむことができます。特に自分でテントを張って宿泊するフリーサイトは、キャンプ場の一番端に位置しており街灯などがほとんどないため、夜になれば満天の星の下天体観測を楽しむこともできます。傍を流れる小川で川遊びをしたり、フリーサイトを貸し切ればキャンプファイヤーも可能。また、このキャンプ場はBBQ用の道具やダッチオーブン、様々なサイズの鍋や寝具やテーブルなど、レンタル品の種類が豊富なのも便利です。
ロッヂ神戸岩
住所:東京都西多摩郡檜原村神戸8034-2
TEL: 042-598-1029
アクセス:中央道八王子IC第二出口で下車して約40分
利用料金(フリーサイト):1サイト5名まで4000円(税抜き)
まとめ
東京と言えば自然とはかけ離れた印象を持つ人が多いものですが、そんなことはありません。都心を離れて郊外へ向かえば、そこには目を見張るような大自然があります。意外ではありますが、東京都内にもキャンプ場というのはたくさん存在しているのです。また、最近では東京湾沿いに整備された公園内にもキャンプ場が整備され、都心からいつでも気軽に訪れることのできるキャンプ場も増えています。どこかに出かけたくなったら、天気のいい日に近場のキャンプ場でリフレッシュしてはいかがでしょうか。週末や連休はどのキャンプ場も込み合うので、予約はお早めに!