photo by s.yume
日本旅行のお土産や旅行中の楽しみに欠かせないお菓子。洋菓子や和菓子、アイスクリームと日本のお菓子は種類が豊富で味も定評あり。中には国外でもおなじみのものもあり、訪日観光客の間でもかなりの人気になっています。そんな美味しい日本のお菓子、どんなふうに作られているのか見てみたくなりませんか?機械でお菓子がどんどん製造されていく様子は圧巻です。今回は見学ができる日本のお菓子工場を紹介します。
白い恋人パーク(北海道札幌市)
北海道銘菓ですが、全国の空港でおなじみの「白い恋人」。サクサクしたクッキーとその間に挟んだチョコレートの組み合わせがおいしい人気の定番お菓子です。白い恋人パークはお菓子とチョコレートをテーマにした見どころあり、おいしい食事あり、体験ありの楽しいアクティビティ満載のテーマパーク。新札幌駅から電車で35分とアクセスしやすく、観光で北海道を訪れる際にはぜひ行っておきたいスポットです。ショップでは銘菓白い恋人はもちろん、シュークリームやカヌレといった洋菓子が種類豊富で、パーク限定パッケージなど商品を選ぶのも楽しみの一つです。
白い恋人パーク
住所:札幌市西区宮の沢2-2-11-36
営業時間:10:00-19:00 (最終受付16:30)
料金:大人800円、子供400円
アクセス:地下鉄「宮の沢駅」から徒歩7分/車の場合は駐車場あり(1時間300円)
森永製菓 モリウム&鶴見工場見学(神奈川県横浜市)
森永製菓の社名を知らなくても、ハイチュウというソフトキャンディーはみんな食べたことがあるのではないでしょうか。よくスーパーなどで袋入りで売っていますね。ここモリウムは森永製菓の歴史や商品について詳しく知ることができる博物館。モリウムで映像や過去の商品見本の展示を見学したあとは、隣接する鶴見工場で小枝/ハイチュウの製造工程を見学します。見学時間は70分。完全予約制で一般予約は前月の1日からウェブサイトで受け付けています。
森永製菓 モリウム&鶴見工場
住所:横浜市鶴見区下末吉2丁目1−1
営業時間:9:30-15:30(土日祝休業)
料金:無料
アクセス:JR鶴見駅から横浜市営バス13系統または29系統で「森永工場前」下車
京都おたべ工場見学(京都府京都市)
こちらも空港でよく見かける京都銘菓おたべの工場見学ができるプラン。おたべはしっとりしたもち生地の中に餡子がくるまれた生八つ橋と呼ばれる京都名菓のうちの一ブランド。にっきと呼ばれるシナモンによく似た香りのスパイスが甘い餡とよく合います。おたべの工場は南区にあるおたべ本館にあり、工場見学だけなら営業時間中自由に見ることができます。有料でおたべ作り体験がしたい人はウェブサイトから予約をすると、生地をこねて餡を入れ自分の手作りのおたべを楽しむことができます。
京都おたべ工場見学
住所:京都市南区西九条高畠町35ー2
営業時間:10:00〜18:00
料金:工場見学は無料、体験は一人1,200円/800円
アクセス:近鉄京都線「十条駅」から徒歩5分
シャトレーゼ 体感日帰りバスツアー(山梨県北杜市)
日本各地に店舗のある洋菓子チェーン、シャトレーゼ。ケーキやクッキーといった焼き菓子だけでなく、アイスクリームやプリン、どら焼きなどの和菓子まで、豊富な種類のお菓子を製造販売しています。「体感日帰りバスツアー」はシャトレーゼの白洲工場でバウムクーヘンの製造過程を見学できるツアー。お値段がだいぶんお高めですが、送迎バス付、昼食付で、見学後にはシャトレーゼの店舗で買い物も楽しめます。工場があるのは山岳地帯のため都市部に比べてとても寒いです。冬はもちろん、夏でも防寒対策は忘れずに!
シャトレーゼ 体感日帰りバスツアー
料金:大人8,000円、小人6,000円、幼児無料
アクセス:JR韮崎駅集合
ベビースターおやつタウン(三重県津市)
カリカリの食感に塩気のきいたチキン味が絶妙においしいベビースターラーメン。ラーメンとはいいますが、いわゆるカップラーメンなどではなくラーメン状のスナック菓子です。これは海外でも大人気。国によってはスーパーなどでも入手できます。そんなベビースターラバーにぜひ行ってほしいのが、おやつカンパニーが運営するおやつタウン。ミニベビースター工場で粉を混ぜ合わせるとことから、最後に麺を揚げるところまでの製造工程が見学できるほか、自分だけのベビースターを作ったり、巨大遊具で遊べたりと楽しいアクティビティタウンになっています。予約はウェブサイトかLINEから!
おやつタウン
住所:三重県津市森町1945-11
営業時間(日によって変動): 9:00~15:00(または16:00, 17:00)
料金:大人 ¥1,600~2,500、子供 ¥1,400~2,300
アクセス:近鉄名古屋線「久居」駅から、三重交通バス「おやつタウン前経由・榊原車庫前行き」バスで15分、「おやつタウン前」下車
まとめ
いくつになっても楽しい工場見学。それがお菓子工場ともなると楽しさも倍増ですよね。工場の生産ラインから続々とお菓子が出来上がってくる様は、いつまで見ても飽きないことでしょう。今回ご紹介した工場で生産されているお菓子は、日本では知らない人がいないくらい知られたものばかり。市井の小売店や空港の売店でもおなじみで、海外進出している製品も。これらを食べたことがある人もない人も、次に日本を訪れる際にはぜひ工場見学を楽しんでみてください。