猛暑を乗り切れ!日本の夏をサバイブするためのおすすめアイテム

ハンディファン

Photo by HS You

気象庁の予測によれば、2025年の8月から10月の気温は平年より高い傾向にあるとのこと。気温35℃に達する猛暑日はもちろん、40℃にまでなる地域もある見込みです。加えて日本の夏は湿度も高いので、体感温度は非常に高くなります。学校はすでに夏季休暇に入っており、企業もお盆休みがやってきます。観光で日本を訪れる人も、日本に住んでいる人も、外出の機会が多くなりますが、こんな猛暑の日本で少しでも暑さをしのぐ方法はあるのでしょうか?今回は日本で夏を過ごすのにおすすめの避暑アイテムをご紹介します。

 

ハンディファン

近年、持ち歩く人が増えているハンディファン。軽くて持ち運びに便利で、いつでもどこでもすぐに使えるという点で人気です。よくある形状は小さいファンにハンドルがついているタイプですが、その他にもクリップ付き、スタンド付き、首にかけるタイプなど、いろいろな形状があります。また、電池式、USB給電式などバッテリーの仕様なども様々。値段は1000円から4000円ほど。家電販売店、雑貨店、ネットショップなど色々な場所で購入できます。

 

ネッククーラー

首は人間の体温調節に重要な役割を担っています。冬に防寒のためにマフラーを巻くように、暑い夏にも首元を冷やすことで爽快感を得られます。ネック
クーラーはチューブを凍らせるタイプ、タオルを濡らして使用するタイプ、電気式など様々。旅行者におすすめなのは凍らせるタイプとタオルタイプです。凍らせたチューブを首元に充てれば即座に冷感を得られるので短時間の外出向き。タオルタイプは凍らせるものほど冷たくはないですが、絞って繰り返し使えるので長時間の外出に便利です。

 

冷感汗拭きシート

観光旅行中は基本的に毎日外出することになりますね。夏の日本を旅行するとなると、確実に大量の汗をかくことになります。仕方のないことではありますが、長時間大量の汗をかきながら歩き回ると、体もべた付いてきて不快感が高いです。そんな時あると嬉しいのが冷感汗拭きシート。汗をかいた体をサッとふけて冷感でクールダウン、においも防いでくれる優れものです。値段はメーカーによって変わりますが、30枚入りで400から600円ほどです。

 

コールドスプレー

暑い夏の日中を屋外で過ごす場合に重宝するのが、冷却スプレー(ねんざなどに使う医療用ではありません)。服の上から吹きかけるもの、素肌に直接吹きかけるもの、スプレー缶、霧吹きタイプなど様々な種類が販売されています。コンビニやドラッグストアはもちろん、スーパーなどどこでも購入できます。メントールなどの香り付き、デオドラント効果があるものなど自分の好みに合わせて使いましょう。冷却スプレーをかけた後にハンディファンで風を送ることでさらにスッキリと体の熱を冷ますことができます。

 

塩アメ

夏の外出で気を付けたいのが熱中症。日本もここ数十年で夏の平均気温は上昇しており、毎年熱中症の事例が後を絶ちません。体温調節、こまめな水分補給はもちろん重要ですが、忘れがちなのが塩分やその他ミネラルの補給。塩飴はサイズも小さく、一つ食べて水や麦茶を飲めば、大量に汗をかいて失われた水分や塩分を補うことができます。ナトリウムの他にマグネシウムやカリウムなどのミネラル配合の商品も。ただし、高塩分のアメなので食べすぎには注意です。

 

持っていたら便利な意外なもの

外ではほとんど使わないけれど、夏の屋内で大活躍する意外なものが薄い長そでのシャツ。日本の夏は屋外は猛暑ですが、屋内はエアコンで涼しくなっています。外で汗をかいた状態で涼しい屋内にはいると、最初こそ気持ちがいいですがだんだん寒くなってくることも。1日中暑い外から涼しい屋内へ、と急激な気温の変化に何度もさらされていると体調をくずしてしまうことも。そんなわけで、夏の外出時にはすぐにはおれる薄手の長そでがあると簡単に体温調節ができます。

 

まとめ

これからますます熱くなりそうな2025年の日本。特に東京や大阪といったビル群が多い都市部では、ヒートアイランド現象との相乗効果で周辺の地域よりもさらに暑さが増していて、熱中症のリスクも激増です。しかし、夏は花火や音楽フェスなど楽しいイベントごとも多い季節。自然と外へ出ていく機会も多くなります。こまめな給水、帽子とサングラスの着用、日焼け止めはデフォルト装備として、今回ご紹介した便利グッズを合わせて少しでも快適な夏を過ごしましょう!

あきらことほ

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あきらことほ あきら ことほ

日本を離れて11年。帰国の度に日本のいいとこ再発見。このコラムが皆様の「日本のいいとこ発見」のお役に立てればウレシイです!

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