photo by Kristoffer Trolle
日本第2の都市「大阪」。グリコの看板ネオンといい、めちゃくちゃ目立つカニの看板といい、派手なことが大好きなこの街は住んでいる人もとにかく明るい!!日本人だろうが外国人だろうがお構いなくノリのいいおっちゃん、おばちゃんがニコニコ話しかけてくれるとても陽気な街です。人も最高だけど、グルメも最高のこの街。安くて旨いものもいっぱい。はじめての大阪で何をしたらいいのかわからない….って迷ったときに行かないと後悔するレストランをご紹介します。
たこ焼き「たこ家道頓堀くくる」
丸くて外はカリカリ、中はとろ~りと焼かれた生地とその上にかけられた濃厚なソース。さらにその上でゆらゆらと踊るかつおぶし。見ても食べても美味しいたこ焼きは、日本全国の人々の心をギュッとつかんで離さない大阪代表ソウルフードのひとつです。たこ焼きの名前の通り中にはタコが入っていますがサイコロ状に切ってあるので、そのグロテスクな原型はほぼとどめずタコ初心者の方でも抵抗なく食べることができます。 そんな大阪たこ焼き店の中でも代表格なのがこだわりタコを使った「たこ家道頓堀くくる」。行列必至の店なので覚悟していきましょう。
たこ家道頓堀くくる本店
大阪市中央区道頓堀1-10-5 白亜ビル1F
お好み焼き「鶴橋風月」
日本生まれのパンケーキ、といったらお好み焼き。小麦粉を卵で溶いた生地に肉や魚介類など好みの具を入れふんわり焼くこの食べ物。各テーブルに備え付けられたアツアツの鉄板を前に、ときには自力で焼き上げます。濃厚なソースや鰹節、好みによってマヨネーズをつけていただくスタイルは、ほぼたこ焼きと同じですがタコが苦手な方にはこちらがおすすめ。そんな大阪のお好み焼き店で人気なのが、「鶴橋風月本店」。小麦粉よりもキャベツ多めでとってもヘルシー。見かけよりも意外とあっさりと食べることができます。店員さんが焼いてくれるのも嬉しいですね。
鶴橋風月本店
大阪市天王寺区下味原町2-18
うどん「道頓堀今井」
ユネスコ無形文化遺産にも登録された日本の「和食」。日本に来たからにはその「うま味」を手軽に味わってみましょう。中でもだしと麺、具のバランスを大切にしている大阪うどんはおすすめ。出来上がりもスピーディーだし、お値段もリーズナブル、しかも美味しい!! 中でも「道頓堀今井」はダシにこだわった名店です。作り置きしないダシは全国から厳選された素材を使って作られます。おすすめはきつねうどん。甘目に味付けされた油揚げとうどんの相性は抜群です!
道頓堀今井本店
大阪市中央区道頓堀1-7-22
元祖串カツ「だるま」
とにかく何でも串に刺してあげちゃう串カツ。たこ焼きやお好み焼きなどの軽食もいいけれど、大阪に来たら絶対に食べておきたいナニワフードのひとつです。カリッとした衣の中に隠れた具材は種類も色々。難波にある「だるま」の串カツは、パン粉やソース、油にまでこだわり、ジューシーな仕上がりが人気の名店です。ここで串カツの常識をひとつ。串カツはみんなで共同のソースを使います。みんなで使いまわすこのソース。どの店でも絶対に同じ串カツを二度づけするのは固く禁じられているので注意しないといけません。どうしてもソースが足りなくなった場合は添えられた野菜などですくってつけてください。
元祖串カツだるま新世界総本店
大阪府大阪市浪速区美須東2-3-9
最後はやっぱり「かに道楽」
8本の脚をじわじわ動かす看板があることでも有名なこのお店。お店でいただけるメニューはもちろん「かに」。午後4時までのカニ会席メニューなら2,160円~とリーズナブルな値段でいただけます。
かに道楽道頓堀本店
大阪府大阪市中央区道頓堀1-6-18
ところで…
ところで長年ユニークな姿でくいだおれの街大阪のシンボルとして親しまれてきた「くいだおれ太郎」さん。(人形)「永いことありがとう。おおきに」という言葉と共に一時姿を消してしまいましたが、現在では拠点を「中座くいだおれビル」に移し、再び人気者としてご活躍されているようです。