photo by Teppei Shimokawa
運気がアップする!として人気のパワースポット。日本中のあらゆる場所に存在していると言われています。不思議な体験をしたという方も多いというこのパワースポット。今回は世界遺産にも選ばれている日本のパワースポットをご紹介します。世界遺産+パワースポット=運気200%アップ間違いなし。
和歌山県のパワースポット『熊野三山』
紀伊山地の霊場と参詣道の一つとして世界遺産登録された「熊野三山」。熊野三山とは20~40㎞の距離を隔てて位置する、「本宮大社」「速玉大社」「那智大社」の3つの神社の総称。日本最古のパワースポットめぐりはこの熊野三山詣だと言われています。わざわざ行く価値がある場所としてミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでは3つ星評価を受けているんですよ。本宮大社、速玉大社、那智大社のほかに押さえておきたいパワースポットは3つ。
押さえておきたいスポットその1 那智の滝
那智大社の別宮「飛瀧神社」のご神体として古くから信仰を集めてきた那智の滝。滝壺までの落差133m、一段の滝として落差日本一を誇ります。
飛瀧神社
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山
押さえておきたいスポットその2 ゴトビキ岩
速玉大社の摂社「神倉神社」のご神体ゴトビキ岩。この巨岩そのものが神が降臨する場所として昔から崇拝されきました。急勾配の石段538段を登りきらないと出会うことができません。
神倉神社
和歌山県新宮市神倉1-13-8
押さえておきたいスポットその3 花窟神社
日本の神様を生みの親イザナミという女神のお墓が花窟神社です。日本書紀にも記されている日本最古の神社といわれていて、
古来より聖地として多くの参拝者が集まります。
花の窟神社
三重県熊野市有馬町上地130
青森県~秋田県のパワースポット『白神山地』
青森県から秋田県にかけて広がる標高1000m級の山々。日本で最初に世界遺産に認定された白神山地には、人々の影響を受けずに育ったブナの木が世界最大級に広がります。この白神山地の西麓には30以上の湖がありますが、中でも美しいのが神秘的な「青池」。青池だけで年に数十万人もの観光客が訪れる超人気パワースポット。その名の通り、水の色は真っ青です。なぜ青いのかはわかっておらず謎なのです。
青池
青森県西津軽郡深浦町大字松神
広島県のパワースポット『厳島神社』
海を敷地と見立て建てられた大胆なこの神社。美しい平安時代の寝殿造りを間近に見ることが出来る数少ない建築物のひとつです。平安時代に栄えた平家一門から崇拝され大規模な社殿がつくられたと言われています。中でも海の中に立つ鳥居は有名です。満潮時には、このように社殿が水につかりとても幻想的です。周りが海に囲まれているのでしばしば自然災害の被害にも合いますが、それは全て平清盛の時代には存在しなかった後付けの施設のみ。清盛の時代からあった本殿は高潮などの被害を受けたことがないそうです。これも何かのパワーなのでしょうか。そして宮島といえば、シカ!最初は可愛い!!と思っていてもあまりにもいっぱいいるので、普通の光景になってしまいます。ごめんね。
厳島神社
広島県廿日市市宮島町1-1
沖縄県のパワースポット『首里城』
沖縄県最大の木造建築物「首里城」は、日本と中国の建築をミックスした琉球建築の代表格。かつての琉球王国の中心となった建物です。おそらく13世紀末ごろに建築されたと思われますが沖縄戦によりその本来の姿は焼失してしまいました。現在の本殿の姿は平成4年に復元されたもの。しかし、その地下には本物の首里城が残っています。実はこの地、琉球風水でも最高の『気』を持つ場所とされたので城が建築されたという説もあるのです。首里城の正殿には龍の装飾がいっぱい。龍は権力者の象徴と例えられ縁起の良いものとされていたそうですよ。
首里城
沖縄県那覇市首里金城町1-2
鹿児島県のパワースポット『屋久島』
最後は日本の代表的パワースポット「屋久島」。来た人ほとんどがファンになるという神秘的なこの島は美しい青い海にかこまれた南の島。島全体がパワースポットと呼ばれるこの島、しっとりとした不思議な雰囲気が漂っています。「お疲れ様です!!」とひと声をかけたくなるようなこの『縄文杉』は、樹齢4000年以上のめちゃくちゃおじいちゃん(おばあちゃん?)杉。この杉に会うためには片道11kmの山道を歩いていくことになり、往復で約10時間以上かかるのでかなりの覚悟と体力が必要です。
縄文杉
鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦
パワースポットに行ったら…
パワースポットでは礼儀正しくするのが鉄則。人のお家にお邪魔する気持ちでまずは心の中でご挨拶を忘れずに。そして少しの時間でもいいので静かに自分に向き合いましょう。きっと自分にとって大切なメッセージを受け取ることができますよ。