photo by Josh Holmes
「!!!」って、びっくりするようなレストランに出会ったことありませんか。探ってみると日本には面白いレストランが沢山存在するようです。クスッと笑えるコンセプトだったり、なにそれ!と信じられないような仕掛けがあったりとエンターテイメント精神を発揮する個性あふれるレストランをご紹介していきます。
忍者レストラン NINJA AKASAKA
東京都赤坂にあるのは忍者屋敷を再現した『NINJA AKASA』。
その名の通り忍者達が精一杯におもてなししてくれるレストランです。このレストランで働いているのは15名のNINJAシェフたち。ちょっぴりふざけてる?と感じる方もいるかもしれませんが、彼らは至って真面目。有名料理店での修行を済ませた腕利きのシェフばかりが集まっています。日本料理はもちろん、フレンチ、イタリアン、中華、そしてパティシエなどさまざまな料理に対応できるので、ご注文はなんでもござれ! もちろん味への評価は高く、顧客には元首相やハリウッドセレブ、世界的アーティストなどその数多数。店内にはサインも飾ってあるので興味のある方はどうぞ。
釣り堀レストラン 釣船茶屋ざうお
釣りをしながら食事を楽しめる、それが『釣船茶屋ざうお』です。まずスタッフから釣りに必要なエサを買います(100~200円)。竿は無料でレンタルできるのでご心配なく。生簀の中の自分の食べたい魚を狙って釣りを開始。釣れた魚はスタッフに渡しお好みの調理方法をリクエストすると机まで料理を運んできてくれるという仕組み。魚の種類ごとに調理代込の金額がついているのです。安い魚を狙ったけど高いのつれちゃった!みたいに盛り上がりそうですね。チェーン展開しているので近くにもあるかもしれませんね。
外国人に大人気 ロボットレストラン
外国人が選ぶ日本の観光地トップ20入りしたのは新宿区歌舞伎町にある『ロボットレストラン』。そのネーミングからロボットが、おもてなししてくれると錯覚しがちなこのレストランですが、嬉しいことに接客してくれるのは素敵な女の子たち。肝心のロボットたちはステージにあがりダンスを披露したり、人間やロボット相手の死闘を繰り広げたり、と観客を沸かせてくれます。人気レストランなので必ずご予約を。
監獄レストラン ザ・ロックアップ
不気味な監獄をコンセプトにしたレストラン『ザ・ロックアップ』。お客さんは囚人になってもらいます。来店時に入口でポリス(スタッフ)に逮捕され牢獄風の個室に案内される。そして囚人として晩餐を楽しむという流れになっています。一名で来店した場合は独房に案内されるという徹底ぶり。試験管やビーカーに入った謎のカクテルがかなりワクワクさせてくれます。これハロウィンパーティの流れでそのまま行けばいいんではないのでしょうか。
相撲レストラン 花の舞両国国技館前店
日本で土俵があるレストランはここだけ『花の舞両国国技館前店』です。江戸がテーマにした店内の真ん中にある土俵がドンと存在します。店内では日替わりでイベントが開催されています。和の雰囲気の中で和の文化を楽しむ、外国人に人気なのもうなづけます。
不思議の国のアリスレストラン アリスファンタジーレストラン
不思議の国のアリスをモチーフにした『Alice’s Fantasy Restaurant』。まるでおとぎ話の世界に迷い込んだよな店内で白うさぎやチェシャ猫などのキャラクターをモチーフにした料理を楽しむことができます。1店1店雰囲気の違うレストランが大阪に1店舗、東京に1店舗あるみたい。女の子だったら確実にテンションあがりますよね。
小学校レストラン 6年4組
日本の小学校をコンセプトとしたレストラン『6年4組』。店員さんが「先生」、お客さんは「生徒」という設定。本格的に作りこまれた校長室、音楽室、理科室などの個室で料理を楽しむことができます。日本の給食では定番の揚げパンやソフト麺をつまみに、小学生だったあの頃には飲めなかったお酒を飲むことができるんです。抜き打ちテストもあるとかないとか。
仮面ライダーレストラン KAMEN RIDER THE DINER
日本の子供たちに大人気の仮面ライダー公式レストラン『KAMEN RIDER THE DINER』。ショッカー(敵工作員)の秘密基地をイメージした店内には、等身大の仮面ライダーや歴代ライダーのフィギアや変身ベルトなどが展示され、子供だけでなくパパもママも楽しめるレストランです。ちなみに中央に見えるのがショッカー首領の玉座です。
戦国時代レストラン 乱世の個室戦国武勇伝
動乱の戦国時代をコンセプトにしたレストラン『乱世の個室戦国武勇伝』。エントランスでは甲冑のオブジェがお出迎え。織田信長、直江兼続、真田幸村と名付けられた個室で武将や合戦をイメージした料理やお酒を楽しむことができるのです。戦国情緒あふれるお店でよからぬ密談なんていかがでしょう。
ウルトラ怪獣レストラン 怪獣酒場
ウルトラマンにコテンパンにされる怪獣たちが夜な夜な集まり
憂さを晴らし明日の悪だくみをするところ、それが『怪獣酒場』。モニターには怪獣ニュースが流れていたり、怪獣をモチーフにしたメニューであったり、ウルトラマン世代にはテンションのあがってしまう仕掛けが店内のあちらこちらに。このワクワク感は海外から共感を得られるのでしょうか?※怪獣たちは配膳などのサービスはしません。
プロレスレストラン アントニオ猪木酒場
ご来店される皆様が元気になるレストラン、それが『アントニオ猪木酒場』。そのコンセプト通りハイテンションな店員さんにつられテンションがあがること間違いありません。昭和の時代、毎週金曜8時にプロレスを見ながら食べた「昭和の食卓」を再現しているのです。雰囲気に流されて飲みすぎちゃいそうで怖いですよね。
まとめ
今回はほんの一部だけ紹介させていただきましたが、まだまだおもしろレストランは沢山あります。こうやって見てみると日本人って結構エンターテインメントのセンスがあると思うんですよね。もっともっと外国人の方に日本のレストランをを楽しんでもらえばな~と思います。