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子どもはもちろん、大人の夢も運んでくれる『機関車トーマス』。あの愛くるしい表情に驚かされつつも癒された方は多いのではないでしょうか。その世界中から愛されている機関車トーマスが静岡県の大井川鉄道に登場しています。実際にモクモクと煙を上げて走る姿にはトーマスファンならずとも大興奮すること間違いありません。
トーマスさんの日本での生活ぶり
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元々はイギリス出身のトーマスですが、なかなか日本にもなじんでくれているようです。もちろん、大井川鉄道のある地元静岡では歓迎ムード一色で、その人気はもはや全国規模。トーマスが走るのは新金谷駅から千頭駅までの約15分弱の道のりです。7両編成で総勢560名を乗せて走ります。ただし乗るためには必ず予約が必要。運行日は1年のうちに6月からの4か月程度なので乗車希望者の予約がかなり殺到します。抽選になることがほとんどですが、仮に抽選に落ちたとしてもキャンセルがでた場合は、追加で申し込みを受け付けることもあります。あきらめきれない方は常に大井川鉄道HPをチェックしておくことがコツです。
サービス精神たっぷり
ところで、この機関車リアルトーマス。車内でもサービス精神を忘れることはありません。希望者は車掌さんの帽子をかぶってカメラマンさんに写真撮影してもらえます。しかも写真はすぐに現像して席まで届けてもらえるので短い滞在時間でも安心。ただこちらも、かなりの高倍率になりそうなのでカメラマンさんへのアピールをお忘れなく。お土産用にはトーマス弁当やトーマスどら焼き等のプレミアムなものもたくさん用意されています。大切な思い出になりそうですね。さらに窓から見えるのは緑いっぱいのとても素敵な景色です。これなら鉄道旅気分も味わえて、大人も十分楽しめます。
トーマスの仲間たち
photo by 大井川鉄道
大井川鉄道で活躍しているのはトーマスばかりじゃありません。トーマスのちいさな弟分パーシーや、ちょっぴりナルシストなジェームズ、ヒロだって活躍しています。特に会ってもらいたいのはトーマス以上に表情豊かなパーシー。きょろきょろとした目が動き、その愛らしさは頬ずりしたくなるほど。
トーマス達とのスペシャルイベント
ただ、しつこいようですが希望者みんながトーマスに乗れるわけではありません。中には、見に来たばかりに「乗りたい!!!」とゴネる子どもが出現するかも…。しかし心配はいりません。大井川鉄道ではトーマスの運転日に限り『機関車トーマスフェア』を開催しています。いつも広場でお留守番のパーシーとヒロですが、この日ばかりはみんながそばに寄ってきてくれるので大喜びです。もちろん写真撮影も自由。そして、パーシーが待ち焦がれたトーマスとの再会も。パーシーとヒロ、そしてトーマスの3人(?)が並ぶ姿は最高のシャッターチャンスです。じんと胸が熱くなる方もいることでしょう。ただ休憩時間の1時間限定の再会なので時間をよく調べておいたほうがよさそうです。
お問い合わせ
大井川鉄道
電話0547-45-4111
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