photo by Skippy Dance
今年も、もう11月。めっきり秋も深まり、そろそろ冬支度も始まるころですね。日本で体験できる冬の楽しみといえばグルメや温泉はもちろんですが、スキーやスノーボードといったウィンタースポーツも外せません。過去冬季オリンピック会場になったこともある北海道や長野県をはじめ、日本にはたくさん質の良い雪をたたえたゲレンデがたくさんあります。数日間泊まりがけでじっくり滑るのも楽しいものですが、時には週末1日だけちょっと日帰りでスキーやスノーボードを楽しみたい!という時もありますよね。というわけでちょっと気が早いですが、東京から日帰りで気軽に行けるスキー場をご紹介します。
狭山スキー場(埼玉県)
今シーズンの小手調べにちょっと滑りに行きたい、という人におススメなのが狭山スキー場。こちらは全長300メートル、幅30メートルのゲレンデのある屋内スキー場で、東京都心部からのアクセスは電車で1時間以内という便利な場所にあります。屋内のため雪は造雪機による人工雪ですが、毎年10月下旬からオープンしており本格的な冬に入る前から滑ることができます。また、初心者から上級者までレベル分けされた、スキー、スノーボード教室で技術を学ぶこともできます。シーズン中に何度も滑りに行きたいという人は、メンバーになれば入場リフト料金や、レッスン代が割引になるサービスも。ウェア、スキー、スノーボードのレンタルも完備しており、手ぶらでスキーやスノーボードを楽しみに行ける手軽さが人気のスキー場です。
アクセス
池袋駅から西武池袋線で西所沢駅下車。
西所沢駅から西部狭山線に乗り換え、西武球場前駅で下車(所要時間約40分)
営業期間
2016年10月29日(土)~、営業時間は日によって変動するため要確認
料金
1日券大人4,100円、中・高生3,300円、シニア3,300円のほか、シーズンパスなど多数プランあり
軽井沢プリンスホテルスキー場(長野県)
日本有数の避暑地として有名な軽井沢は、冬には良質な雪を求めるスキー客でにぎわいます。長野県は1998年の冬季オリンピックが開催された、日本でも有数のウィンタースポーツのメッカ。県内に良質のスキー場が多数ありますが、ここ軽井沢プリンスホテルスキー場は東京から電車でのアクセスが非常にいいことで人気。東京駅から北陸新幹線で約70分、軽井沢駅からシャトルバスですぐ、歩いても約10分でスキー場へ。初級から上級まで10種類というコースの多さも魅力です。また、レンタルショップやスキー・スノーボード教室といった定番のサービスに加えて、リフト券のWEB販売や宅配便・荷物預かりと手ぶらで身軽に訪れるためのサービスも充実。また雪を頂いた浅間山が眼前に広がる絶景も一見の価値ありで、そこここでスケールの大きさを感じられるスキー場です。
アクセス
JR東京駅から北陸新幹線(長野経由)で軽井沢駅下車(所要時間約70分)。
軽井沢駅南口から無料シャトルバス(12月3日~4月2日まで毎日運行)で1分、または徒歩10分。
営業期間
2016年11月3日(木)~2017年4月2日(日)
料金
シーズン1日券大人5,300円、中・高生&シニア4,300円ほか、初滑り料金など多数プランあり
ノルン水上スキー場(群馬県)
東京から車で出かけるのに便利なノルン水上スキー場。最寄りの高速道路降り口である水上ICからわずか約3kmしか離れていないので、道に迷ってしまう心配もありません。また上越新幹線を使えば、最寄りの上毛高原駅までは約1時間、そこから無料シャトルバスで約20分でスキー場へ到着。ゲレンデには上級・中級・初級に別れたコースと、そり遊びなどができるスペースがあります。スキー・スノーボード教室や、レンタルショップ、土産物屋、レストラン・カフェなども完備。加えて1日10名限定予約制で託児所のサービスもあるので、小さい子供連れの家族でも心置きなくスキーやスノーボードを楽しむことができます。またスキー場周辺は県下有数の温泉地・水上温泉。ノルン水上スキー場と提携して、リフト券を提示すると温泉入浴を割引してくれる温泉施設や、宿泊客にリフト券付プランのある宿泊施設もあるのでスキー帰りのリラクゼーションに利用したいですね。
アクセス
東京駅から上越新幹線で上毛高原駅下車。
無料シャトルバス(要予約)にて約20分(所要時間約1時間30分)
営業期間
2016年12月17日(土)~2017年3月31日(金)まで。2017年1月5日(木)~3月19日(日)まではナイターあり。
料金
レギュラーシーズン1日券大人4,500円、子供3,600円、シニア4,000円のほかプラン多数
ガーラ 湯沢(新潟県)
日本有数の豪雪地帯である新潟県には、人気のスキー場があちこちに点在しています。なかでもここガーラ 湯沢は首都圏からのアクセスの良さが抜群。東京駅から上越新幹線でガーラ湯沢駅までは約1時間40分。スキー場の玄関口であるスキーセンターが新幹線の駅と直結しており、リフト券の購入やウェアや用具のレンタルを済ませた後、すぐにリフトでゲレンデに向かうことができます。敷地内にはレストランのほかラウンジや温泉もあり、運動後の疲れた体をしっかり休めるための施設が充実しているところも魅力。スキー、スノーボード教室も開催されており、日本語はサッパリという人にはネイティブスピーカーによる英語のクラスも!さらに、周辺には複数のスキー場が点在しており、共通券を購入すれば、ここGALA湯沢スキー場と隣接する石打丸山スキー場や湯沢高原スキー場、石打花岡スキー場も利用できます。
アクセス
JR東京駅から上越新幹線でガーラ湯沢駅下車(所要時間1時間40分)
営業期間
2016年12月17日(土)~2017年5月7日(日)
通常営業日/8:00~17:00(営業状況は天候により変動あり)
料金
場内1日券大人4,600円、子供2,300円、シニア3,700円のほか、シーズンパスなど多数プランあり
スノータウン・イエティ(静岡県)
日本の最高峰・富士山を背景にした景色の美しいスキー場。日本一の山の麓にあるここスノータウン・イエティは、今シーズン日本一早く10月21日にゲレンデの一部をオープンしました。ここには初級者から中・上級者までレベル分けされた4つのコースのほか、子供向けにそり遊びや雪遊びのできるスペースがあります。もちろん用具のレンタルやスキー・スノーボード教室も完備。このスキー場は東京から車で約90分という手軽さ。シーズン本番になると首都圏主要駅から直通のライナーバスを運行しており、遊び疲れた帰り道には運転や荷物を持っての移動を考えることもなく、バスの中でちょっとひと眠りしているうちに東京に帰ることができます。今シーズンは新宿駅発のライナーバスの運行が11月19日から始まり、新宿からスキー場まで2時間15分で移動することができます。
アクセス
新宿駅から直通ライナーバスで2時間15分(11月19日より運行)。
営業期間
2016年10月21日~2017年4月9日、平日9:00~22:00、土日祝8:00~22:00、オールナイト16:00~翌8:00。
料金
平日1日券大人3,500円、子供・シニア2,500円ほかプラン多数。
まとめ
日本ではもうすぐ冬本番を迎えるとあって、スキー・スノーボード好きにとっては一年で最もワクワクする季節の到来ですね!今回はシーズンの初滑りにうってつけの東京近郊のスキー場の中でも、特にアクセスのいい場所を集めてみました。各スキー場ともスキーやスノーボードを楽しめるゲレンデ以外に、それぞれ違ったサービスを提供しています。今シーズンの手始めにどこへ行くか迷ったら、どのスキー場に自分にとって最適なサービスがあるかで選んでみてはいかがですか?
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