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島国ニッポン。北海道、本州、四国、九州、沖縄本島と、日本列島には大小さまざま6,800以上の離島が存在します。数ある島の中でもいま密かなブームになっているのが動物だらけの島。モフモフ好きにはたまらない島が日本にはいくつもあるのでご紹介していきます。
沖縄県鳩間島|野良ヤギだらけの島
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西表島の北側にぽっかりと浮かぶ人口約50人、周囲4kmの小さな“鳩間島”。この島の別名「ヤギ島」と呼ばれ野良ヤギたちが気ままに暮らしています。飼われていたヤギが逃げ出して今の数にまで増えたようです。野良ヤギは基本的に警戒心強め。生れたばかりの子ヤギや人懐っこいヤギ、つながれているヤギさんであればスキンシップ可能。鳩間島へ行くには、まず飛行機またはフェリーで石垣島に行きます。石垣島へは東京、名古屋、大阪からの飛行機直行便があります。石垣島から鳩間島へは高速船に乗って40分くらい。小さな島なので人は少なく、お店もほとんどありませんが、その分ゆったりとした時間を味わうことができる島です。宿泊施設もそろっているので寝る場所探しには苦労はなさそう。ちなみに島ではタバコは売ってませんのでスモーカーの方はご注意。
住所:沖縄県八重山郡竹富町鳩間
アクセス:バス+高速船
新石垣空港~石垣港離島ターミナルまで路線バスで50分(片道520円)
石垣島~鳩間島まで高速フェリーで約40分(片道大人300円/子供150円)
愛媛県青島|島民15人と猫100匹の猫の楽園
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島民15人に対して猫は約100匹という、まさに猫の楽園 “瀬戸内青島”。とくに決まった飼い主がいなくて島民全体でかわいがって育てているのです。船を降りるとまず大量の猫たちのお出迎え。猫にエサをあげる場所ではもうスゴイことに。テレビで紹介されたことがきっかけで青島に来る人がどんどん増えてみたい。定期船は定員が少なく午前と午後の2本だけ。猫目当てのライバルがいっぱいなので早め早めが賢明です。午後の帰りの便に乗りきれないこともあるので、どうしてもその日に帰りたい場合は1時間前から定期船に乗って待っておきましょう。ちなみに島にはキャンプ場以外の宿泊施設はありません。また売店、自動販売機もないので食べ物や飲み物は予め準備をしましょう。猫好きにはたまらない島ですが遊びに行くにはそれなりの覚悟が必要な島です。
住所:愛媛県大洲市長浜町青島
アクセス:電車+徒歩+定期便
松山駅~伊予長浜駅までJR予讃線で1時間15分(片道760円)
長浜駅~長浜港まで徒歩で2分
長浜港~青島漁港まで定期旅客船「あおしま」で35分(片道大人680円/子供340円)
1便 長浜港発8:00⇒青島港着8:35 青島港発8:45⇒長浜港着9:20
2便 長浜港14:30⇒青島港着15:05 青島港発16:15⇒長浜港着16:50
広島県大久野島|ウサギさんの夢の島
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YouTube動画がきっかけで外国人にも有名になったウサギだらけの“大久野島”。周囲4.3㎞の小さな島全体が国立公園になっています。島には700羽ものウサギさんたちがいて、まさにモフモフし放題。エサを持っていればウサギさんの方からダッシュで駆け寄ってきます。逆にエサを持っていないと相手にしてくれません。もとは地元の小学校で飼われていた兎がはなたれて、今日にいたったといわれています。島には宿泊施設や商店などちゃんと揃っているので身の回りのものだけ持って遊びに行けば大丈夫です。オススメはキャンプ場でテント泊。ウサギは夜行性なのとライバルの観光客が少ないので沢山のウサギさんたちを独り占めにできます。その際はテントの入口に野菜を山盛りで置いておいてくださいね。
住所:広島県竹原市忠海町大久野島
アクセス:電車+徒歩+フェリー
三原駅~忠海駅までJR呉線で22分(片道320円)
忠海駅~忠海港まで徒歩で5分
忠海港~大久野島桟橋まで大三島フェリーで12分(片道大人310円/子供160円)
まとめ
動物だらけの島いかがでしたか?人と動物って共存できるものなんですね。島でのんびりと暮らす動物たちを見ているだけで癒されます。ありきたりな観光地に飽きたら動物だらけの島まで足を延ばしてみるのもいいかも。
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