今年は花火大会もBack to normal!2024年に見るべき大阪の花火大会

大阪の花火大会

photo by Chi (in Oz)

2020年からの3年間は感染症拡大のおかげでイベントというイベントが中止になる憂き目に会いました。しかし今年は制限されることなく外出することができるようになり、人の集まるイベントも続々再開されました。その一つが夏の花火大会!日本の夏は花火なしには語れません。日本各地で花火が打ち上げられ夏の夜空を彩ります。ここ大阪でも7月から9月の間いろいろな場所で花火イベントが開催されます。今回は2024年に見るべき大阪の花火大会をまとめてみました。

 

天神祭奉納花火

日本三大祭の一つが大阪天満宮の「天神祭」。菅原道真公を祭る大阪天満宮が毎年7月24日、25日に行う祭礼で、1000年の歴史があり大阪の中では最大規模の祭です。そしてその祭の最終日を飾るのがこの「天神祭奉納花火」。大川に100隻の船が繰り出し「船渡御」と呼ばれる神事を行い花火が打ち上げられます。天神祭奉納花火で打ちあがる花火は3000発ほど。その規模の大きさがうかがわれますね。花火と併せて日本の伝統文化も体験できる人気の花火大会です。2023年は4年ぶりの開催となりました。

開催場所:川崎公園・桜之宮公園
日時:7月25日19:30スタート(花火)
アクセス:JR桜ノ宮駅・地下鉄天満橋駅から徒歩10分
観覧席:要予約(有料)

 

なにわ淀川花火大会

大阪でもっとも人気の花火大会と言えばこの「なにわ淀川花火大会」。30年以上の歴史のある花火大会で今年は60万人の来場者数がありました。パワフルで見ごたえのある花火大会として知られており、クライマックスで打ち上げられるスターマイン(大型花火の連続発射)は圧巻の見ごたえです。打ち上げ場所は淀川の河川敷。夜空に輝く花火と水面に映る花火のコンビネーションが美しい。花火大会当日は梅田川の河川敷は完全立ち入り禁止となり交通規制も行われるため、車で来場する人はあらかじめ交通情報を確認しておきましょう。

開催場所:淀川河川敷(新御堂筋新淀川大橋~国道2号淀川大橋)
日時:8月上旬19:30スタート(2023年は8月5日開催)
アクセス:JR塚本駅・阪急十三駅・阪急中津駅・JR/阪急/地下鉄梅田駅or大阪駅から徒歩15分
観覧席:要予約(有料)

 

茨木辯天花火大会

1956年に始まった茨木辯天花火大会は大阪府茨木市にある辯天宗・冥應寺が毎年開催しています。茨木市は大阪市の北東に位置しており、大阪駅から茨木駅までは電車で20分弱とアクセスも簡単。毎年約2万人ほどが来場し3000発のゴージャスな花火を楽しみます。打ち上げは冥應寺の境内で行われ当日はかなりの混雑になります。冥應寺周辺のショッピングセンターや公園など境内でなくても花火を鑑賞できるスポットはたくさんあるので、人ごみを避けて少し離れた場所からみるのも一つの案です。当日は交通規制があり境内の駐車場は使用できないので、駅から少し遠いですが電車でのアクセスのほうがスムーズです。

開催場所:辯天宗・冥應寺境内
日時:8月上旬19:30ごろスタート(2023年は8月8日開催)
アクセス:JR茨木駅から徒歩20分
観覧席:なし

 

泉州夢花火

大阪府の最南端の泉南市にあるSENNAN LONG PARK(泉南りんくう公園)。関西国際空港を一望できるレジャースポットとして近年人気です。泉州夢花火はコロナ禍のため中止が続いたものの今年から再開され、来年も開催される見込みです。有料観覧席も設けられていますが、夜の海をバックに大迫力で拡がる光のパノラマビューは周辺の公園やビーチ、ショッピングモールからも楽しめます。大阪市内からは少々離れているため車で来場する人も多いですが、花火大会の後帰宅する際に大規模な渋滞になるので帰宅には時間がかかることもあります。

開催場所:SENNAN LONG PARK
日時:8月下旬19:45ごろスタート(2023年は8月26日開催)
アクセス:南海本線樽井駅から徒歩10分
観覧席:要予約(有料)

 

水都くらわんか花火大会

なにわ淀川花火大会とおなじ淀川で開催されるイベントですが、こちらは枚方市の花火大会。日没後の19:30ごろから約1時間、色とりどりの大玉花火が連続で打ち上げります。その数約4700発!二か所の打ち上げ場所からパノラミックに輝くスターマインは圧巻の見ごたえです。花火自体は荷が暮れてからになりますが、この大会では午後3時ごろから露店やキッチンカーが出始めるので時間に余裕をもっていけば周辺を散策しながら食事を摂ることもできます。駐車場はないので車で来場する人は一般の有料駐車場を使用します。

開催場所:淀川河川公園 枚方地区/大塚地区
日時:9月中旬19:30ごろ(2023年は9月17日開催) 
アクセス:京阪本線平枚方公園駅から徒歩5分、枚方駅から徒歩10分
観覧席:要予約(有料)

 

まとめ

日本国外では花火と言えば年末のカウントダウンというイメージですね。もちろん日本でもカウントダウン花火はあちこちで開催されていますが、やはりこの国では花火と言えば夏!パンデミックの影響で中止が相次いだここ数年でしたが、今年からはぞくぞくと再開されました。来年以降も大阪でも大小様々な規模の大会が開かれる予定です。当日はかなりの人出が予想される大会ばかりなので、交通手段や到着時間をあらかじめ調べておきましょう。

あきらことほ

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あきらことほ あきら ことほ

日本を離れて11年。帰国の度に日本のいいとこ再発見。このコラムが皆様の「日本のいいとこ発見」のお役に立てればウレシイです!

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