日本のココが残念!外国人旅行者の不満とは?

神輿

photo by Natee P

四季折々の季節に触れながら、和食に舌鼓、極東の島国の異文化に触れる日本に来れば今までとは違った経験ができます。日本に憧れて来たものの、来てみてはじめて分かる不満もあるみたい。自国の国と日本の環境の差は何処にあるのか?今回は日本に来た外国人が抱える不満を集めてみました。

 

つかえない公共WiFi

公衆WiFi後進国と言われる日本。やっぱり外国人の皆さまには大きな不満の様です。今時、ネットが使えないとSNSで友達とコミュニケーションも取れないですし、必要な情報を集めることも出来ないですからね。

 

そこまでどうやって行くのか?

日本では公共交通網が発達しているので、よっぽどの田舎でない限り、電車やバスを乗り継げばどこにだって行くことができます。ただし、自分の分かる言葉で、その情報を集めるのが外国人にはひと苦労なようです。

 

そこまでいくらかかるのか?

公共交通網を使って日本を旅行するときに気になるのが、そこまでいくらかかるのか?始発と乗継、下車駅は分かってもトータルでいくらかかるか分らないと怖くて出発できないですよね。

 

バスや電車の乗り方、そして払い方

確かに日本人でもバスの行先と途中で停車するバス停、そして乗り場を探すのは結構難しかったりします。しかも表記は日本語だけなので外国人にはハードルが高いのかもしれません。電車も小さな駅であれば迷うことはないですが、新宿駅みたいに複数の路線が何重にも重なっているとパニックになるでしょう。よく新宿駅でオロオロしている外国人を見ますもん。

 

標識や地図表記が日本語のみ

主要道路や大都市以外の標識は基本日本語のみです。駅名や住所、店名などはローマ字表記、英語表記が混在しているので、ネットで検索しても出てこないことも。表記の統一化が急務でしょう。

 

クレジットカードが使えない

海外では細かい買い物でもクレジットカードで何でも済ましてしまいますよね?日本は現金社会です。なので小さなお店では結構な確率でクレジットカードを使うことができません。いつものノリで日本に来ると預金や与信があっても何もできない!みたいな現金貧乏になるので気を付けましょう。

 

両替しづらい

日本は他の国と違い「円」のみしか使えません。しかも外国の通貨を交換できるのは空港や大都市の両替ショップだけ。トラベラーズチェックも外国人慣れしたお店やホテル以外は基本断られるので、両替できるタイミングに多めに円へ両替した方がよさそうです。

 

出金しづらい

海外発行のクレジットカードやキャッシュカードで日本のATMで出金するのは限られた場所のみ。一部のコンビニか、その金融ネットワークに提携しているATMだけでしか出金することができません。また、深夜手数料や休日手数料を支払わなければいけないのもカルチャーショックなようです。

 

どこで何を食べられるか分らない

日本人は宗教や習慣によって食べられるモノ、食べられないモノの区別がほぼ無い民族です。なのでムスリムやベジタリアンの方への理解と配慮が薄いのかもしれません。

 

飲食店の予約ができない

基本的に日本語以外の言葉でのレストラン情報が少ないのでお店探しに苦労するかも。しかも英語を含め多言語で対応できるお店はそう多くはありません。なので基本メールかフォームからの予約になります。

 

レストランで注文しづらい

一部の飲食店を除き、メニューは基本日本語のみ。せめて写真と金額だけは載せて欲しいというのが外国人旅行者の切実な思いのようです。

 

コミュニケーションが取れない

日本は島国なので日本人は基本日本語しか話すことができません。小学校から高校まで一通りの英語は勉強するものの、島国なので英語はほぼ使う機会がないのと、国民性がシャイなので積極的にコミュニケーションを取ろうとしないです。ただし、おもてなし精神は旺盛なので行先や方法を聞くと親身になって聞いてくれるでしょう。

 

まとめ

外国人旅行者が抱えている不満を集めてみました。日本には素晴らしい文化や風習があります。ですが、日本を訪れてはじめて分かる不便があるようです。この記事を事前に押さえておけば、余計なことでイライラすることはありませんよ。予習したうえで旅行を満喫してくださいね。

データ元:観光庁「外国人旅行者の日本の受入環境に対する不便・不満

 

 

藤田竜一

この記事を書いた人

藤田竜一 藤田 竜一

愛媛県の地方都市・松山にてライター・脚本家活動をしている温泉好きの男。自らライティング業務をこなすだけでなく、文章教室などを開いて「書く」魅力について発信中。

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