【2024年版】ネットがあれば怖くない!無料Wi-Fiスポット接続術

スマホ

photo by Hamza Butt

海外旅行の必需品のスマートフォン。予約をしたり調べ物をしたりと何かと役に立つ反面、気になるのはデータの消費量です。ホームでは無制限プランを契約していつでもどこでも好きなだけデータを使えても、海外旅行中はプリペイドSIMなどを使うことになりデータの消費量は気になるところです。また、旅行者でなくても、携帯電話料金を節約するためにMVNOのデータの少ないプランを契約している人なども使用量は押抑えたいものです。そんな時ぜひ活用したいのが商業施設やカフェ、小売店など街中のあちこちで提供されている無料WiFi。無数にある無料WiFiスポットを探知、ログインの一本化をしてくれるアプリなどもあって非常に便利です。日本で外出中にネットがつながらなくて困った!ということがないよう、どんな場所に無料WiFi があるのか見ておきましょう。

 

無料Wi-Fiを使う時は、必ずVPNアプリを起動!

Express VPN

無料Wi-Fiを使用する際に一番気を付けたいのがセキュリティの問題。中には悪意を持って個人情報を抜き取ろうとする人間や団体も存在します。不特定多数の人が利用する無料Wi-Fiを使っていると、いつ何時被害に遭遇するかわかりません。思わぬ被害を防ぐためにも、無料Wi-Fiに接続する前には必ずVPNアプリを起動しておきましょう。もちろん、無料Wi-Fiでネットに接続している時にはいかなる個人情報も書き込まない、Wi-Fiに接続しない時は端末のWi-Fi 機能をオフにするなどの対策も必要です。

Express VPN

30日間無料トライアルあり。いったん1か月間の有料契約をして、期限前に解約手続きをすれば返金されます。トライアルでも有料契約期間と同様のサービスをデータ転送量無制限で受けられます。

NordVPN

こちらも30日間返金保証あり。低価格でありながら
高速データ通信が可能。期間内に解約すれば契約時に支払った金額が返金されます。

Ultra VPN

30日間返金保証あり。IP アドレス、オンラインアクティビティ、位置情報をあらゆる Web サイトやオンラインサービスから特定できなくしてくれます。

 

無料Wi-Fiスポットアプリ:Japan Connected-free Wi-Fi

Japan Connected-free Wi-Fi

商業施設、公共施設、自治体関連施設など、日本全国にちらばる無料WiFiスポット。賢く利用すれば携帯電話のデータ使用料を大幅に節約できて便利ですね。ただ、各無料WiFi スポットは各施設、店舗、個人物件によって設置されているためそのつど接続しなおすことになります。言葉ではあまりピンときませんが、場所を移動するたびに無料WiFiに接続しなおすというのはかなり面倒くさい作業です。そんな時に利用したいのが「無料Wi-Fiスポットアプリ:Japan Wi-Fi」。一度登録するだけで全国に散らばWiFiスポットにログイン無しで接続できます。現在地の近隣にあるWi-Fiスポットの検索も可能。日本語はもちろん、英語、中国語、韓国語など16言語に対応しています。
手動でWiFiを選択して接続するJapan Connected-free Wi-Fiと、自動で接続可能なWiFiにつながるJapan Wifi auto-connectの2種類があります

Japan Connected-free Wi-Fi
Japan Wifi auto-connect

 

無料Wi-Fiスポット:SoftBank Free Wi-fi Passport

SoftBank Free Wifi

大手通信会社のSoftBankが訪日外国人向けに提供しているサービスで、特定の電話番号にかけてパスワードを取得すると、全国にあるSoftBankのホットスポットで無料WiFiに接続できるというもの。パスワードの有効期限は2週間。SoftBankが提供する無料WiFiスポットは全国400,000か所のカフェ、レストラン、高速のサービスエリア、ホテルや旅館のロビー、公共施設などにあります。

  1. 使用している海外のスマホのローミング設定を「SoftBank」にする
  2. *8180(英語)、*8181(中国語)、*8182(韓国語)のいずれかに電話をかける
  3. 音声でパスワード発行(メモしておく)
  4. SoftBank Wifi スポットに行く
  5. 「.FREE_Wi-Fi_PASSPORT」を選択
  6. ログイン画面でID(国番号+電話番号)とパスワードを入力してログイン

ユーザーズガイド
確認事項

 

無料Wi-Fiスポット:街Wi-fi

Tokyo

各都市の観光局が運営する無料WiFiネットワークです。役所や自治体運営の施設、街WiFiに協力している店舗(飲食店、商業施設など)で利用できます。街WiFiが使える場所には各自治体のWiFiのマークが表示されています。現在岩手県を除く46都道府県が街WiFiを実施しています。

街WiFiの例

Tokyo Free WiFi (東京都)
Sapporo City Wi-Fi (札幌市)
Osaka Free Wifi(大阪府)
Kyoto Wifi(京都市)
NAGOYA Free Wifi(名古屋市)
Fukuoka City Free Wifi(福岡市)

※これら自治体の無料公衆Wifiは、前述のアプリJapan Connected-free Wi-FiまたはJapan Wifi auto-connectでカバーされています。

 

無料Wi-Fiスポット:公共交通機関

公共交通機関では、以前は都営地下鉄、バス、大阪メトロなどが駅構内や社内で無料WiFiを提供していましたが、残念ながら2023年に終了となりました。今現在無料WiFiサービスを提供している主だった公共交通機関は新幹線と空港があります。

JR新幹線(その他)

Shinkansen Free Wi-Fi(東海道・山陽・九州新幹線)、JR-EAST FREE Wi-Fi(北陸新幹線E7系)、JR-WEST FREE Wi-Fi(北陸新幹線W7系)があります。WiFi の利用可能な車両はWiFiマークが表示されています。Japan Connected-free Wi-Fi対応。

国際空港

各地の国際空港でも無料WiFiが使えます。
成田空港:FreeWiFi-NARITA、制限なし
羽田空港:HANEDA-FREE-WIFI、1回300分/回数無制限 
新千歳空港:NewChitose_Airport_Free_Wi-Fi、制限なし
伊丹空港:_FreeWiFi-KansaiAirports、_FreeWiFi-KansaiAirports_2.4G
関西空港:_FreeWiFi-KansaiAirports、_FreeWiFi-KansaiAirports_2.4G
中部空港:FreeWiFi-centrair、 1回24時間
福岡空港:AirportFreeWiFi-2.4G、AirportFreeWiFi-5.0G、 1回60分・1日3回

 

無料WiFiスポット:飲食店チェーン

日本に全国展開している大手カフェチェーンでも無料Wifiを提供しています。

スターバックス “at_STARBUCKS_Wi2”
1回のログインで1時間まで利用可能。
接続方法

Tully’s Coffee “Tully’s Wifi”
パスワード無しで接続でき、制限時間も特にないようです。
接続方法

マクドナルド “00_MCD-FREE-WIFI”
1回のログインで1時間まで利用可能。
接続方法

プロント “PRONTO_FREE_Wi-Fi”
1回30分で、1日3回まで利用可能。
接続方法

すかいらーくグループ “. Wi2_Free_at_[SK.GROUP]”
(がスト、バーミヤン、夢庵などのレストランチェーン)
1回60分、回数無制限
接続方法

上記以外にもドトール、コメダ珈琲、ルノアール、デニーズといったチェーン店でも無料Wifiを提供している店舗があります。

 

無料WiFiスポット:コンビニエンスストア・ショッピングモール

コンビニエンスストア

日本のコンビニ大手3社のうち、ローソンは自社で無料WiFiを提供しています。セブンイレブンとファミリーマートではDocomoが提供する “d Wi-Fi“ が使用できますが、”d point” システムに登録する必要があります。セブンイレブンは無料WiFiサービスを提供していません。

LAWSON Free Wifi (ローソン)

ショッピングモール

コンビニエンスストア各社に続き、大手ショッピングモールも無料Wifiの提供を開始。館内のWifi接続可能エリアは店舗によって異なる場合があります。

イトーヨーカドー
各店舗で無料WiFi U-Spotが使えます。

ドン・キホーテ
全店舗で DONKI_Free_Wi-Fiを使用可能

PARCO
全国ほとんどの店舗で無料Wifi atPARCO Wi-Fiが使用可能。1回60分、1日3回まで使用可。

イオン
全国のAEONモールで無料WiFiを提供しています。店舗によっては指定の場所でのみ利用できます。1回12時間接続可能。

これらの無料Wifiサービスに接続するには、メールアドレスなどを登録してログインする必要があります。しかし、前述のアプリJapan Connected-free Wi-FiまたはJapan Wifi auto-connectを使うことで個別に登録することなく利用できます。

 

まとめ

2010年代後半から急速に拡大した無料WiFiサービス。現在では自治体主導で提供している街WiFiから、飲食店や商業施設が提供しているフリーサービスまで様々あり、都市部では外出中でもインターネットに無料で接続することができます。ただし、これらのサービスは各施設や店舗が独自に行っているため、基本的には管理者の異なるサービスごとにログインしなおすことになります。しかしJapan Connected-free Wi-Fiアプリを使うことでこの手間を一気に解消。一度アプリに登録すれば定型WiFiスポットではログインなしで接続できます。さらに自動でこれらの無料WiFiスポットに接続してくれるJapan Wifi auto-connectも登場。現在地に無料WiFiがあるかどうかを確認する手間も省けて便利です。海外から旅行に来てプリペイドSIMやローミングサービスを利用していてできるだけデータ使用量を節約したい人、格安スマホプランで月々のデー使用量の上限が少ない人にとって無料Wifiスポットは強い味方。日本滞在中はぜひ活用しましょう。


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あきらことほ

この記事を書いた人

あきらことほ あきら ことほ

日本を離れて11年。帰国の度に日本のいいとこ再発見。このコラムが皆様の「日本のいいとこ発見」のお役に立てればウレシイです!

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