夏本番!日帰りで東京から電車で行く海水浴場&ビーチ4選

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photo by Nobuhiro Nikushi

夏の暑さを吹き飛ばすにはやはり冷たい水で思いきり泳ぐのが一番。もちろんプールでもいいのですが、せっかくだから夏にしか味わえない海水浴はいかがでしょうか。広い海で泳ぐだけではなく、波の音を聞きながらお昼寝したり、ビーチバレーで盛り上がったりと、様々な楽しみ方ができるのが海の魅力です。電車で行ける海水浴場なら、満車の駐車場をぐるぐる回って空きを探すことも、渋滞でイライラすることもなく、スマートに楽しめます。今回は都心部にお住まいの方が日帰りで行ける、電車でアクセス可能なビーチをご紹介します。

 

逗子海岸海水浴場(神奈川県逗子市)

都心から電車で1本で行ける逗子の海水浴場は、大きな弧を描く神奈川の湾内に面しているため、全体的に遠浅で、波も静かです。かなり遠くまで泳いでも足がつくので、泳ぐのが苦手な方でも安心です。砂浜には約40軒の海の家が賑やかに並び、それぞれで更衣室やシャワーが利用可能です。2014年からは「スピーカー等を使用した音楽の禁止」「海の家以外での飲酒禁止」などのルールをいち早く導入したこともあって混雑が落ち着き、よりゆったりと波の音や海そのものを楽しめるようになりました。アクティブに海を味わいたい方には、海水浴場外でのマリンスポーツ体験もおすすめです。

逗子海岸海水浴場

アクセス

新宿駅からJR湘南新宿ラインで約59分、新逗子駅から徒歩約15分

2016年の海開き期間

6月24日(金)~8月28日(日)

 

由比ガ浜海水浴場(神奈川県鎌倉市)

かつてサムライのいた時代には合戦の舞台ともなった由比ガ浜。日本で初めて開かれた海水浴場ともいわれる由緒ある由比ガ浜海水浴場には、ユニークなアイディア、コンセプトの海の家が多数立ち並び、海水浴期間中には多くのイベントが開催されています。さらに夏季限定の海の家ライブハウス「音霊 OTODAMA SEA STUDIO」では人気ミュージシャンやアイドルグループ、芸人などが出演し、期間中ずっと砂浜をアツく盛り上げ続けてくれます。逗子に倣って2015年からややルールが厳しくなったとはいえ、海の家も遅くまで開いており、大人のビーチカルチャーを満喫したいなら外せないスポットと言えます。一方、のんびり海を楽しみたい小さなお子さん連れには「キッズ&ファミリービーチ」が用意されているのも嬉しいポイントです。

由比ガ浜海水浴場

アクセス

新宿駅から鎌倉駅までJR湘南新宿ラインで約57分、江ノ電に乗り換えて2つ目の由比ヶ浜駅下車徒歩5分

2016年の海開き期間

7月1日(金)~8月31日(水)

 

守谷海水浴場(千葉県勝浦市)

神奈川県のビーチよりは少し距離がありますが、透明度抜群の海を味わうなら、「日本の渚・百選」にも選ばれた勝浦市のこちらの海水浴場がおすすめです。両サイドを岬にはさまれて入江になっているため波も穏やか。全長550mにわたる白い砂浜とエメラルドグリーンに輝く海をひと目見れば、電車に揺られた疲れも吹き飛ぶというものです。関東圏内ではどこにも負けない美しく透き通った海を思う存分満喫しましょう。砂浜からは近隣の大学のライフセービング部員がライフセイバーとして見守ってくれているので安心です。干潮時には広い潮溜まりができ、磯遊びが楽しめます。

守谷海水浴場

アクセス

新宿駅から上総一ノ宮駅までJR特急で約1時間、外房線に乗り換えて40分程度の上総興津駅下車徒歩10分

2016年の海開き期間

7月16日(土)~8月21日(日)

 

大洗サンビーチ海水浴場(茨城県大洗町)

「快水浴場百選」にも選ばれた、遠浅で澄んだ水と白い砂浜が続く海水浴場で、来場者数は茨城県でナンバーワンを誇っています。周辺にはアウトレットモールや水族館アクアワールド、マリンタワーなどがあり、海以外でも魅力いっぱいのエリアになっています。また日本初のバリアフリービーチとして、水陸両用型の車椅子貸し出しなど、ハンディキャプを持つ人も気軽に海水浴を楽しめるようなサービスが充実しています。ちなみに近隣には名前のよく似た「大洗海水浴場」もありますが、こちらは砂浜よりも岩場が多い磯遊び向きの海水浴場なので間違えないように注意しましょう。

大洗サンビーチ海水浴場

アクセス

上野駅から水戸駅までJR特急で約70分、大洗鹿島線に乗り換えて15分程度の大洗駅下車、シャトルバス利用

2016年の海開き期間

7月16日(土)~8月21日(日)

 

まとめ

都心に住んでいるとお台場ぐらいしか海がないように思いがちですが、少し電車に乗るだけで海水浴ができるスポットへと意外に簡単にアクセス可能で、プールとは違う自然の海の魅力を味わうことができます。今年の夏はお気に入りの水着を着て、青い海で海水浴を楽しんでみてはいかがでしょうか。なお、一般的に日本の海では8月の半ば過ぎからクラゲが増えると言われています。ガッツリ海で泳ぎたいなら早めのスケジュールで海水浴の計画を立てることをおすすめします。

 


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磯山ゆきえ

この記事を書いた人

磯山ゆきえ 磯山 ゆきえ

気ままな海外一人旅が好きです。外から見たこの国の姿を意識しながら、日本に関する楽しい話題をお届けできたらと思っています。

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