photo by Memphis CVB
シェアハウスは生活空間をシェアする住まいですので、良好な人間関係を保つためには気を付けたいことがあります。もちろん、シェアハウスごとに多少の違いはありますが基本的な部分はそう大きく変わることはありません。では具体的にシェアハウス入居後にはどんなことを気を付けなければいけないのでしょうか?
シェアハウス入居後に気を付けたい9つのこと
1. 共用部清掃・ゴミ出しなどの当番
もし共用部の清掃やゴミ出しが当番制のシェアハウスに住むのであれば、自分の当番の際には責任を持って当番を行いましょう。「大勢いるから一回ぐらいサボっても大丈夫だろう」などと考えれば信頼関係が壊れかねません。何か困った際に助け合える関係は日頃の積み重ねが大事ですよ。
2. 使ったら片付ける、汚したら掃除
キッチンやトイレ、浴室など水回りを使えば当然汚れます。次のハウスメイトが気持ちよく使えるように使用後は責任を持って片付けや清掃をしましょう。キッチンを使おうとしたら誰かの使い終わった食器や調理道具がそのまま放置されていた…なんてのが、よくありがちなパターンです。自分が被害者になったらいい気分はしないですよね?
3. 無駄遣いはダメ
シェアハウスは家賃の他に毎月共益費を支払います。共益費には電気・ガス・水道・インターネットなどの公共料金やシェアスペースで使う備品の費用が含まれています。共益費の赤字が続けば、当然値上がりに繋がりますので無駄遣いは厳禁。エアコンや照明など使った電化製品のスイッチを切ることはもちろん、水やお湯の節約、共用備品を無駄にしない、部屋に持ち込み私物化をするなど、大人として基本的なことは守りましょう。あの人が無駄遣いをしたから値上がりになった…なんて陰口を言われるのは嫌ですよね?
4. ハウスメイトの嫌がる音は騒音
シェアハウスに住む方の生活リズムはそれぞれ違います。なのでハウスメイトにお構いなくリビングで騒ぐ、お部屋で楽器を演奏する、大きな声で電話をするなどの騒音はトラブルの原因になりますのでやめましょう。かといって折角シェアハウスに住むのですから、たまには羽目を外したいですよね。そんなときは事前にハウスメイトの了解を取ったり、仲間に入れてしまうなど事前の根回しをきちんとしましょう。
5. 譲り合いの精神
キッチン、シャワールーム、洗濯機、乾燥機など限られた共同設備を占有する行為はNGです。洗濯機や乾燥機を回しっぱなしで外出してしまう、はよくあるパターン。もし自分が洗濯機や乾燥機を使いたくてもハウスメイトの衣類がそのまま入っているとどうしたらいいか困ってしまいますよね?自分の洗濯や乾燥が終わるまで在宅していることがベストですが、やむを得ず外出する場合は「乾燥が終わってましたらご遠慮なくバスケットに移動してください」などを書いたメモを張り付けてハウスメイトへの心配りを常に忘れないようにしましょう。
6. 私物はパーソナルスペースで保管
シェアスペースに私物を放置してはいけません。個人の持ち物はお部屋や決められたパーソナルスペースで保管をしましょう。1人がシェアスペースに私物の放置をすると他のハウスメイトも真似をはじめ、次第にシェアハウス全体が乱雑になっていきます。常に整った住環境を維持するためには個々の意識が大切です。
7. 「おはよう」「おかえり」など最低限のコミュニケーション
シェアスペースでは必然的にハウスメイトとの接点が生まれます。顔を合わせた際には「おはよう」「おかえり」「調子どう?」などコミュニケーションを取るようにしましょう。せっかくシェアハウスに住むのですからハウスメイトとのコミュニケーションも楽しみましょう。
8. 文化などの違いを認めてあげる
シェアハウスは国籍・性別・年齢など多種多様なハウスメイトが一つの屋根の下で暮らす住まいです。国が違えば言葉も文化も違いますし、年齢が違えば価値観も違ってきます。大事なのは相手を認めてあげること。周りの人の態度は自分の鏡。相手を認めてあげれば、相手はきっとあなたのことも認めてくれますよ。
「ハウスメイトを思い遣る」それが一番大事。
シェアハウスは共同生活なので、相手を尊重し、思い遣ることが一番大事なのではないでしょうか?あなたの思い遣りはハウスメイトに届きます。そしてその思い遣りはあたなにもきっと返ってくるはずです。良くしてくれる人には良くしたくなるのが人情ですからね。「One For All, All For One」の精神で一生の思い出となるようなシェアハウスでの生活を楽しんでください。
関連記事
シェアハウス入居には審査あり!? 担当者はあなたのココを見ている
どこをチェックする?シェアハウスの内見時の注意点!
姿勢を見抜く!シェアハウス運営者が「見られたくない箇所」とは?
ミスマッチはストレスだらけ?ピッタリシェアハウス選びのコツ