シェアハウスはルームシェアと異なり、運営する管理者が介在している共用物件です。運営者がシェアハウスのコンセプトやルールを規定し、入居者がそれらに基づき独自のシェアハウス生活を送ります。運営者の健全な運営なくして、素敵なシェアハウス生活はないのです。そのため、シェアハウス運営者の運営に対する姿勢が、そのまま良いシェアハウスかどうかの指標になります。入居者が気持ち良く生活できるために、良いシェアハウスを運営する運営者は細かい部分にも力を尽くすはずです。そこで今回は、運営者が見られたくないと思うついつい手を抜きがちなこまかな箇所を紹介します。内見時にこっそり確認してシェアハウス運営に対する姿勢をチェックしよう。
運営者が見られたくない箇所とは？
健全な運営がなされているかどうかの指標として、内見時にチェックすべき「運営者が見られたくない箇所」をまとめます。注意すべきは、露骨に確認作業をおこなうべきではないということです。しつこく細かい部分をネチネチ質問された担当者は、きっと良い顔をしないでしょう。むしろ、神経質な人だと感じさせてしまうと、あなたは入居者として不適格という判断を下す場合がります。シェアハウスは人と人とが信頼し、認識の違いがあっても互いに歩みあってはじめて成立します。細かい部分の指摘あるいはその改善を要求すると、管理者およびハウスメイトとの認識との間に亀裂が生じてしまう可能性があります。それゆえに、あくまでもこっそり確認しましょうね。
トイレの便座裏
トイレを借りるときにさりげなく確認しましょう。ここが汚れていると、トイレを使う度に嫌な気分になりますね。トイレは生活の根幹に関わる大事な場所なので、少し神経質になっても良いと思われます。
共用冷蔵庫の中・共用備品の収納場所
単純に興味があると伝えて見せてもらいましょう。中に入っているものがぐちゃぐちゃに詰め込まれている状態だったら、運営者やハウスメイトのガサツさが形として出ているかもしれません。机の散らかり具合でその人の性格がわかるとはよくいったもので、案外こういうところでどんなハウスメイトが集まってるのかを確認できるかもしれません。
洗濯機のパン・個室の窓のサン・個室のエアコンのフィルター
なかなか掃除しずらい場所です。もしこれらの場所が綺麗だとしたら定期的に丁寧に掃除がおこなわれている証拠になります。こういうところを内見時にこっそり見ることは難しいので、掃除に関して気になることがあれば、掃除はどれくらいの頻度でするのか、どの程度までおこなうのかを聞いてみるのが吉です。
シャワールームの排水口・洗面器の排水口
洗面器やシャワールームを見せてもらう際にさり気なく下をチェック！水周りは汚れやすいので綺麗であればポイント高いです。
喫煙スペースの灰皿
タバコを吸う人は要チェック。定期的に吸い殻が処理されているかを確認しましょう。喫煙者と非喫煙者間のトラブルに巻き込まれないためにも、シェアハウス内のタバコのルールを確認しときましょう。
「木を見て森を見ず」は厳禁！自分にあったシェアハウスを見つけよう
以上の項目をこっそり確認して、お目当てのシェアハウスは健全な運営がなされているか自分で判断してみましょう。多少ガサツであったり、汚れが気になったりしても、そういったシェアハウスにただようユルイ雰囲気が好きな人もいるでしょう。そうでない綺麗好きな人も、細かい部分にとらわれず、シェアハウスの雰囲気やコンセプトに惹かれれば思い切って入居するのもありだと思います。どちらにせよ、実際の目でシェアハウスを確認し、自分にぴったりなシェアハウスをみつけてくださいね。
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