銀行手数料を節約するなら「ゆうちょ銀行」がお得！

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口座開設がしやすいことから日本在住の外国人にも人気のゆうちょ銀行。もともと公営だったものが民営化された銀行であるため、口座番号や口座の種類など一般の銀行と異なる点が多々あります。中でも振込にかかる料金の内容は、その他の銀行と比べて少々複雑ただし金額設定は低め。また、ATM利用料金は他銀行に比べて低めに設定してあります。ゆうちょ銀行をうまく利用することで、銀行手数料をかなり節約することができるのです。

ゆうちょ銀行口座への振り込みの種類について

まずゆうちょ銀行の口座について理解しておきましょう。ゆうちょ銀行の口座には、一般銀行の普通預金のように毎日の入出金や支払いのための「総合口座」と、一般銀行の当座預金のようにお金の決済のために利用する「振替口座」があります。総合口座は個人利用者、事業者に関わらず広く一般的に利用され、振替口座は資金を受け取ったり送金する機会の多い事業者などが利用します。
その上で、ゆうちょ銀行口座への送金は次のように種類分けされています。

• 通常払込：現金で「振替口座」へ送金
• 電信払込：現金で「振替口座または総合口座」へ送金
• 電信振替：「振替口座または総合口座」から「振替口座または総合口座」へ送金

※払込は現金での送金、振替は口座間での資金移動のこと
※通常払込は受取人への送金通知が文書で行われるため、着金までに数日かかります。

払込・振替手数料：ゆうちょ口座間の場合

払込手数料

ゆうちょ銀行の口座管理システム上には支店というものが存在しないため、一般銀行のように同銀行内であっても支店が違うために料金が変わるということはありません。手数料の金額は、払込の場合はその種類と窓口経由かATM利用かで料金が変動します。注意点として、ATMでは10万円を超える取引はできません。

電信振替手数料

ゆうちょ銀行口座間で資金をやりとりする振替は電信扱いのみで、インターネットバンキングでも利用できます。ただし、10万円を超える送金は、あらかじめ手続きをする必要があるので注意しましょう。

振込手数料：他銀行宛ての場合

他銀行宛ての送金の場合も、手数料は金額と振込方法によって手数料が変動します。払込や振替と同じく、10万円を超える取引の場合は、あらかじめ郵便局窓口にて手続きが必要になります。

振込手数料

ATM利用料金

最後にATM利用料金を見てみましょう。一般銀行のATMが銀行営業時間外は全てATM利用料金を課すのに対して、ゆうちょ銀行のカード・通帳を使って同銀行のATMを利用する場合には、曜日時間帯に関わらず利用料金はかかりません。ただし、ゆうちょ銀行のカードで提携金融機関のATM等を使用する場合には、次の通りATM使用料がかかります。

提携金融機関のATM使用料

※残高照会は無料

まとめ

国営の郵便局が銀行の役割も担う、という世界的にも珍しい形態を前身とするゆうちょ銀行。すでに民営化されて、現在は一般銀行と業務的な差異はそこまで見られません。それでも、各種手続きに関する料金の低さは未だに健在のようです。特にATM利用料金に関しては、ゆうちょ銀行の全国的なATM普及率を考えると、だんぜんお得。10万円以上の取引をするには事前に手続きが要るなど、手間がかかることもありますが、それを踏まえても最も手数料の低い銀行と言えそうです。

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