photo by Jackson’s Orchard
グルメ、雑貨、ファッションなどモノであふれている日本ですが、日本を訪れた外国人からすると正直「ぼったくりだよな…」とか「この値段はちょっとナイな…」というモノもあるようです。日本人からするといつも通りの値段であっても外国人からすると高く感じるモノ。今回は外国人がぼったくられていると感じているモノを探してみたいと思います。
フルーツ
日本ではフルーツは毎日食べる日常的なものというよりも、ちょっとリッチな「デザート」や「スイーツ」という感覚が一般的です。海外ではフルーツはキロ単位やカゴごと買うのが普通で、日本のリンゴ1個いくらみたいな売り方に「高い!」と感じるようです。特にメロンやさくらんぼなどのブランドフルーツの金額にはビックリみたいです。ただ実際に日本でフルーツを買った外国の皆さんは鮮度と味に納得しているようです。
ビール
カナダやアメリカなどビールがやたら安い国から来ると日本のビールは高く感じるようです。しかし、世界的にみると日本のビールはそんなに高くはありません。グリーンランドやノルウェーでは1杯1200円、一番安い国だと50円、日本では1杯500円位なので高くもなく安くもなく、ノーマルな金額なんです。ちなみに外国人に一番人気のビールは「アサヒスーパードライ」。
和牛
アメリカやオーストラリアのような酪農大国から来る外国人からするとスーパーで普通に売られている牛肉の金額でさえビックリするようです。特に神戸牛や飛騨牛のような和牛の金額には「なぜ?」となるようです。和牛は価格ではなく質を追い求めた食材です。より良い肉質になるように血統を組み合わせ、ストレスを与えないように牛舎では音楽、たまにはビール、毛艶を良くするために焼酎でブラッシングなど、手間暇をかけて育てあげます。「なぜ?」と思ったらオバマ大統領もおねだりする和牛を食べてみてください。
電気代・ガス代・ガソリン代
資源が乏しい日本。火力発電に必要な燃料や一般家庭用のガス、車の燃料などはどうしても輸入になってしまいます。なので地下資源の豊富な国から来ると日本の電気代とガス代は高く感じるようです。その一方、安くて美味しい水道には満足しているようです。水道とは別に飲料用にミネラルウォーターを買わなければいけない海外から来た皆さんからすると日本の飲める水道は驚きみたいです。
タクシー料金
日本のタクシー料金は世界的に見ても高いようです。トリップアドバイザーの調査によると「1000円で乗れる距離」が2.9kmと世界ワースト2位。しかし、ホテルズドットコムが行った「質の高いサービスを受けられるタクシーランキング」では、1位ロンドン、2位ニューヨーク、3位東京という結果が出ています。確かに日本のタクシーはぼったくらないし、酔っぱらっていても、ちゃんと家まで届けてくれますからね。
ファストフード
海外では「スナック」というイメージの強いハンバーガーやピザなどのファストフード。日本では、れっきとした食事という感覚が一般的です。外国人の皆さんからすると日本のファストフードは小ぶりなものが多いためボリューム面でもちょっと物足りなく感じているようです。その分、お肉やバンズの質にこだわっている商品も多いのも事実。
家賃
㎡あたりの家賃は、1位シンガポール、2位ロンドン、3位ニューヨーク、4位香港、そして5位東京。世界的にみても東京の家賃は高いみたいです。日本では家賃の目安は給料の3分の1と言われています。改めて考えてみるとバカバカしくなりますね。
まとめ
外国人の皆さんが口を揃えて「高い!」というのがリンゴ。しかし同じリンゴでも日本のリンゴと海外のリンゴはまったくの別モノ。味、さらに鮮度が全然違います。その証拠に香港やアラブの富裕層は飛行機で空輸された日本の果物に喜んでお金を払います。要するに高いか安いかは、そのモノにどれだけの価値があるか次第なのです。安いのか?高いのか?価値をよく見定めて賢く日本をエンジョイしてください。
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