世界的にみると実は安い。外国人が驚く日本の安いモノ

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photo by simonQ

物価高イメージが先行しがちな日本ですが、世界的に見ると実は安いモノは沢山あります。円安の時にしか日本に来ないなんてもったいない。日本で安いモノは海外では高いモノ。今回は日本の物価高イメージを壊すべくハイテク島国の安いモノを探してみたいと思います。

 

消費税

日本人からすると税金は頭を抱える問題ですが、世界的にみると日本の消費税は実は安い方。デンマークやノルウェーの25%に比べて全然安いのです。消費税が近いうちに8%から10%に値上されるというコトで日本国内はザワザワしていますが、消費税の高い国から訪れる外国人からすると日本の税金はまだまだ安く感じられるようです。

 

ガラケー(フィーチャーフォン)料金

日本でスマホを持つと最低でも月7000円はかかります。この7000円は安いのか?高いのか?総務省の調査によると通話36分+データ利用2GB、5GB、7GBで国際比較をすると日本のスマホ料金はそれぞれ4位、5位、5位と安くもなく高くもなく至って普通。しかし、日本のガラケー(フィーチャーフォン)は国際比較では2番目に安いという結果になりました。日本は実はガラケー天国だったのです。

 

外食

日本にはファミレスや回転すしなど1000円でお腹いっぱいになるお店がよりどりみどり。立ち食いの蕎麦や牛丼であれば500円以下で食事を済ますことができます。しかも何を食べても美味しいと外国人の皆さんは大喜び。確かに下手に自炊するよりか外食した方が安くすむ場合もありますからね。

 

ボールペンなどの文房具

ボールペンに代表されるように日本の文房具は高品質で安いと有名です。また文房具のバリエーションの多さにもビックリするみたいです。確かに海外で日本のペンをあげると「そんなに!」というくらい喜ばれますからね。普段僕ら日本人が何気なく使っている100円のボールペンも海外から見ると羨ましい1品なのかもしれません。

 

飲み放題

日本を訪れた外国人が絶賛するのが居酒屋の飲み放題。1時間1000円程度で何杯でもおかわりのできる飲み放題は日本独自のシステム。飲み放題のおかげで日本に来てからお酒を飲む量が増えたと嘆く外国人も多いようです。夕食は毎日居酒屋で取るというツワモノ外国人もいるみたいですよ。

 

水道代

日本人からすると水道は飲めて当たり前ですが、海外の水道事情はまた違います。水道水は洗濯や材料を洗うモノで、飲料用にはミネラルウォーターを別に使う必要がある国が多いのです。日本を訪れた外国人の皆さんは、まず飲める水道に驚き、そして美味しいと2回ビックリします。また、OECDの上下水道の国際比較調査では日本の上下水道料金は、韓国、カナダ、スイス、イタリアに次いで日本が安いとされています。水が豊富な日本だからこそでしょう。

 

ユニクロ

安くて高品質な服の代名詞ユニクロ。東南アジアの留学生がユニクロで同じ商品を沢山万引きして捕まったとニュースが流れ、僕ら日本人からすると「なぜユニクロ?」と首をかしげてしまうのですが、海外のユニクロイメージはオシャレで品質の高いブランドイメージが浸透しています。同じ商品でも日本で買うより海外の方が高かったりするみたいですよ。

 

100円ショップ

日本の100円ショップに感動する外国人が多いようです。実際には8%の消費税が付くので108円なのですが、カゴ一杯に買っても2000円いかないお得感がヤミツキになるみたいです。100円ショップでキッチン用品をまとめ買いするためにわざわざ日本に来る外国人の方もいるようです。

 

魚介類

日本では肉より魚の方が安く買うことができます。日本は島国なので海に囲われています。四方どこからでも魚を取ることができ、国の形が細長いので内陸まで運ぶコストも運搬の時間もかかりません。日本中どこででも新鮮で安い魚介を買うことができます。日本人が普段食べている鯖はアメリカの内陸部に行くと高級食材。高級食材を毎日食べている日本人はよっぽどリッチだと勘違いさるという笑い話もチラホラ。

 

タバコ

世界中で売られているマルボロ1箱の金額で比較するとノルウェー約1500円、イギリス約1100円、フランス950円、スイス約880円。日本だと1箱460円なのでノルウェーの3分の1ぐらいです。最近、日本では増税によりタバコの金額があがりましたが、世界的にみるとまだまだ日本のタバコは安い方です。

 

iPhoneやiMacなどのApple製品

世界中で人気のiPhoneの本体価格は実は国ごとに違います。2015年7月時点でiPhone6の金額を比較してみると、もっとも安いのがカナダで約79.900円、最も高いのがブラジルの136.600円と実に5万円以上の開きがあります。今のところ700ドル以下でiPhoneを買えるのは、カナダ・アメリカ・日本のみ。円高効果もありApple製品の高い北欧から日本に来る皆さんは、ついでにApple製品を買って帰るみたいです。

 

まとめ 

島国でハイテクな日本というお国柄、得意なモノと不得意なモノがあります。何でも高いと思われがちな日本ですが、収入と支出のバランス、社会保障内容などを考えてみると、実はそんなに物価の高い国ではないのかもしれません。生活するうえで最低必要な衣・食・住のなかで衣と食には困ることはなさそうです。

 


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