自動車トラブル時の強い味方JAFのロードサービス

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photo by Indiana Stan

日本で運転している外国人のみなさん、JAFには入会していますか?自分で車を持っていて、普段から運転しているという人の中にはもう会員になっているという人もいるのでは。でも普段の移動には電車やバスのみという人にとっては、ちょっと耳慣れないかもしれませんね。JAFというのは、日本の運転者に必要なサポートを行っている団体。年会費を払って会員になれば色々と特典が受けられる非常に便利な存在なのです。

 

JAFについて

日本自動車連盟(JAF)とは、運転者のための故障支援(ロードサービス)や、日本で行われるモータースポーツイベントなどの公認を行っている団体です。JAFのロードサービスはタイヤのパンク修理などその場で行える簡単なものから、故障車の牽引など手間や時間がかかる作業まで多岐に渡ります。一般の車両保険を扱う保険会社でも同様のロードサービスを提供している企業はたくさんあります。しかし、保険会社等はあくまでも本来の業務に付随するオプションとしてロードサービスを提供しており、実際に整備のために現場へ出向するのは提携している整備会社であったりします。そのため依頼してから実際に対応してもらえるまでに時間がかかる場合が多くあります。その点JAFはロードサービスをメイン業務としているため、対応の迅速さに定評があります。JAFのサービスは会員になって年会費を納めることで無料で受けることができますが、非会員の運転者でも料金を支払うことで同等のサービスを受けることができます。

入会金&年会費

JAF会員になるには、入会金と年会費を支払います。年会費は1年、2年、3年、5年分を一括で支払うことができます。1年会員の場合の料金は下記の通りです。会費を複数年分一括で支払うと、入会金の割引が受けられます。

  • 入会金:2000円
  • 年会費(1年間):4000円

※その他、詳しい料金についてはJAFのウェブサイトに載っています。

 

JAFのロードサービス

サービス内容

JAFの提供するロードサービスは主に下記のようなものがあります。

  • バッテリーあがり
  • タイヤ交換
  • パンク応急修理
  • キーとじ込み
  • 落輪救助
  • ガソリン切れ
  • 故障車/事故車のけん引

依頼の仕方

JAFへの救援依頼は、電話、アプリ、メール、FAXで送ることができます。電話は地区ごとの番号のほかに、全国共通の番号0570-00-8139へかけることもできます。救援依頼時には、正確な現在地(目印になるもの)、自動車の状況、車名、登録番号又は車両番号、車体の色などを伝えます。JAFのサービスを会員特典で受けるためには、必ずサービス提供時に会員証を提示しなくてはいけません。JAFの会員証は財布の中などに入れて常に持ち歩くようにしましょう。

非会員がロードサービスを受ける際の料金の目安

JAFのロードサービスは非会員でも受けることができますが、料金が発生します。非会員が一般道でJAFに救援依頼をした場合の料金は下記のようになります。

  • バッテリーあがり:12880円(夜間14940円)
  • タイヤ交換(1本):11020円~(夜間13080円~)
  • パンク応急修理:12880円(夜間14940円)
  • キーとじ込み:12880円(夜間14940円)
  • 落輪救助:11950円~(夜間14010円~)
  • ガソリン切れ:8230円+ガソリン実費(夜間10290円+ガソリン実費)
  • 故障車/事故車のけん引:12880円+720円/㎞(夜間14940円+720円/㎞)

 

レンタカーでJAFのサービスを受ける

JAFの会員になるのに車両番号などを登録する必要はありません。JAFのサービスは会員に対するものなので、整備の対象が誰の所有物か、というのは関係ありません。つまり、JAFの会員になっていればレンタカーで故障が起こったときでも、無料で救援サービスを受けることができます。とはいえ、普段自動車に乗らないのにたまにレンタカーを使用する時のためにJAFの会員になる、という人は少ないものです。レンタカーを借りるときだけJAFの会員になっておきたいという人向けに、トヨタレンタリースでJAF会員証の貸し出し業務を行っています。オプションサービスでJAF会員証貸し出しを選択すれば、カーレンタル中、540円でJAFの会員と同じく無料でサービスを受けることができます。

 

海外からの運転者へのサポート

その他、JAFのサービスで海外からの運転者に関係のあるものと言えば、運転免許証の翻訳サービスがあります。外国の免許を使って日本で運転する場合や、外国の免許を日本のものに書き換えるときなど、外国の運転免許の日本語翻訳文を添付する必要があります。翻訳文は誰が作成してもいいわけではなく、日本の警察が指定した機関に依頼しなくてはいけません。JAFの翻訳は日本国内で有効なものとして認められています。
翻訳の依頼は全国にあるJAF支部へ直接出向くか、日本国内からの郵送でも依頼できます。翻訳を依頼する際には下記のものが必要です。

  • 申請書(ダウンロード可
  • 外国免許証の原本
  • 在留カードや住民票のコピー(アラビア語やロシア語で記載された免許証や、大韓民国・タイ王国・ミャンマー連邦などで発行された免許証の場合のみ)
  • 手数料3000円

※海外からの郵送での申請はできません。
※所要時間は即日~2週間かかります。事前に問い合わせをしておきましょう。

JAF翻訳取扱窓口一覧

 

まとめ

普段車を運転する時に、事故や故障が起こったときのことを常に考えているという人は少ないものです。誰でも自分がそんなことに巻き込まれるとは直前まで想像もしていない、というのが世の常です。しかし、起こる時には前触れもなく起こってしまうのが事故や故障の嫌なところ。そんな時でも、最低限どこへ連絡すれば助けてもらえるかを把握しておけば、少しは心が軽くなりますね。JAFの救援サービスは日本全国24時間駆けつけてくれる非常に心強いものです。よく車を運転するという人は、加入を検討してみてはいかがでしょうか。

 


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あきらことほ

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日本を離れて11年。帰国の度に日本のいいとこ再発見。このコラムが皆様の「日本のいいとこ発見」のお役に立てればウレシイです!

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